2021年も製薬会社によるWEB講演会の乱立は止まらない!?MR目線での苦悩を語ってみる!

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

2021年に入ってから、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

ヒサシはと言うと、早速と言うべきかWEB講演会に苦しめられています。(汗)

いや、私だけでなく、私の同僚MRも同じような状況です。

猫も杓子も、WEB講演会。

揃いも揃って、WEB講演会。

この記事を書いているのは2021年の1月15日ですが、年明け早々、会社からのWEB講演会を活用せよ!との圧力が半端じゃなかったです。

会社から企画案などの提出を求められたり、本社スタッフ(マーケとか)から演者や座長候補の医師にアポイントを取ってくれと頼まれたり、とにかく怒涛のような2週間でした。(汗)

でも本当に忙しいのはこれからでして、2月くらいからは週に2~3本くらいのペースでWEB講演会が開催されます。

しかも、ウチの会社は2020年以上にWEB講演会の視聴率トレースを厳しく行うらしいので、MRは皆揃って戦々恐々としています。

ハッキリ言って、去年以上に厳しくトレースされるなんて考えたくもありません。

ぶっちゃけ、逃げ出したいです。(汗)

…とは言いつつも、仕事は仕事ですので、そこは割り切って取り組もうと思います、ハイ。




コロナ禍におけるWEB講演会の功罪


年明け早々、首都圏を中心に2回目の緊急事態宣言が出てしまいました。

この影響でコロナ流行地域のMRは今まで以上に仕事がやりにくくなると嘆いています。

ニュースなどでよく聞く医療崩壊という言葉は決して誇張などではなく、病院勤務の医師・薬剤師・看護師はマジで忙しそうだという話もチラホラ聞きます。

直接の面談はおろか、電話は禁止、郵送も禁止。

メールを送っても返信が来ない。

返信が来ても忙しいからWEB面談は無理とのメッセージ多数。

去年までならWEB面談OKだった医師も、今年に入ってから反応が鈍くなってきているみたいです。

この辺りの話は関東圏・関西圏のMRから又聞きした話ですし、実際には担当している製品・領域によっても変わってくるでしょうけど、とにかくMRの仕事面において緊急事態宣言がマイナスに働いているのは事実みたいです。

私の担当エリアは大都市からは遠く離れた田舎ですので、アポイントさえあれば訪問できる先がまだ数軒ほど残っています。

ですが、遅かれ早かれ、大都市と同じく全施設が完全訪問⇒コミュニケーションの術が絶たれる…という流れになるような気がします。

製薬会社は他業種に比べればコロナ禍の影響が少ないとされています。

新型コロナウイルスによって再認識したMRという職業の安定感

ですが、影響が少ないながらも何かと我慢を強いられる1年になりそうですね。

さて、当然ながら製薬会社の本社だってコロナ禍の事情は理解しています。

この状況を打破するための手段として、WEB講演会を活用しようと考えているのです。

…なんてことは、MRなら、いや製薬会社の人間なら誰でも知っていることですよね。

何と言っても、WEB講演会の利点とは、その手軽さにあります。

講演会の企画案が固まったら、座長・演者を選定し、役割者向けに少人数用の会場を予約し、あとはひたすら案内状を配るだけです。

講演会当日の運営業務にしたって、ZoomなどのWEB会議システムを使えば、それこそ映像配信業者の手を借りることさえなく、製薬会社の人間だけで開催できます。

(その場合、通信環境のトラブルが起きたら大変なことになりますが…)

従来の対面形式の講演会とは異なり、何十人も収容できる大会場は要らないし、聴講者のためにタクシー券を配る必要もないし、こういったご時世ですから講演会後の懇親会(立食パーティーとか)もない。

演者が遠方に移動する必要もないので、随行の仕事も発生しない。

金額的にも、労力的にも、あらゆる面でコストを抑えることが出来る。

新型コロナ感染の拡大を防ぐため、”密”を避けるべきという風潮にもマッチしている。

…ということを考えると、やっぱりWEB講演会はメリットに溢れた手段だとは思います。

現状ではMRから医療従事者への情報提供は難しくなる一方ですから、その代替案としてWEB講演会を通じて情報提供するのは、会社として間違いなく正しい選択です。

一介のMRである私ですら、理屈の上ではWEB講演会をガンガン行うべきと思うこともあります。

しかし…しかしです。

いつもブログ内で言っていることで読者さんは飽き飽きしているでしょうけど、今回も敢えて言わせていただきましょう。

頭ではWEB講演会のメリットを理解している。

しかし、感情が付いてこない。

私の場合、もうコレに尽きます。

何しろWEB講演会の数が多過ぎて、案内するだけでも一苦労です。

案内状を印刷し、それに挨拶文などを書いた手紙を添え、クリアファイルに入れ、封筒に宛先のシールを貼り、そして郵送する。

あるいはメールに案内状を添付して送信したりする。

これら1つ1つの仕事は簡単です。

しかし、如何せん量が多い。

WEB講演会の数も多ければ、案内の対象である医療従事者(主に医師)も多い。

とにかく、案内の仕事量とは講演会の数×案内の対象者によって決まります。

そして、その仕事量が増えた分だけ、MRとしては大変になります。

手紙にしても、視聴率を1%でもアップさせるために、気の利いた挨拶文や、講演会の内容説明など、色々な要素を文章中に盛り込む必要があります。

他社のMRだってWEB講演会の案内をしているでしょうから、言葉遣い一つとっても差別化に繋がるような工夫が必要です。

2020年のコロナ禍で培った文章力・語彙力・表現力について振り返ってみる!

宛先のシールにしても、去年の時点で自分なりにテンプレートを作ったものの、やはり印刷時には時間が掛かります。

メールに至っては、誤字脱字がないように何度も内容を読み返し、その上で送信ボタンを押しています。

年明け以降、これらの作業に相当な時間を費やしました。(汗)

朝から晩まで、ひたすらこの案内作業だけをやった日もありました。

だが、それでも終わらない。

そうこうしている間に、本社はどんどん新しいWEB講演会を現場に降ろしてくる。

こちらとしては、割とマジでパンク状態です。

内勤が多過ぎてパンク状態!コロナ禍でMRが暇だなんてとんでもない!

2020年もこれらの案内作業に忙殺され気味でしたが、2021年は去年以上にヤバいことになりそうです。

確かに、会社としてWEB講演会を活用するのは理に適った戦略だと思いますよ?

しかし…ここまで案内作業に時間と労力を割くとなると、果たしてどうなんですかね。

正味な話、個人的にはこれらの仕事にウンザリしているのも事実です。

まさに手軽さ故の反動というヤツでしょうか。

まあ、コロナ禍のご時世に仕事があって、給料を貰えるだけ良いのかも知れませんが…。

うーん、割り切るのは難しいです。

視聴率のトレースについて思うこと


今年からウチの会社ではWEB講演会の視聴率をトレースするみたいです。

いや、トレース自体は前からやっているのですが、さらにトレース精度を強化すると聞いています。

どのMRが、どの施設の誰に案内をして、そのうち何人がWEB講演会を視聴したか?

…ということを見える化するっぽいのですが、

既に現場のMRからは勘弁してくれ!という声が挙がっています。

会社としてはWEB講演会を案内したフリをして怠けているMRを撲滅するのが目的みたいなんですが、個人的にはそこまでトレースしなくてもいいじゃないかと思います。

去年、WEB面談の回数をトレースすると決まったときと同じく、とにかく社内では非難轟々です。

頼むからMRのWEB面談回数のトレースだけは勘弁してくれ!誰も喜ばないぞ!

確かにね、誰かが監視的なことをしないとサボるMRがいるってのは理解できるんですよ。

それにしたって、何もWEB講演会の視聴率までトレースしなくたって良いじゃないか。

いや、正確にはトレースそのものではなく、視聴率が悪かったMRや営業所を吊し上げするような流れになるのが嫌なのです。

視聴率をトレースするということは、MRや営業所ごとに結果がグラフ化されるに決まっています。

そして、そのデータが会議のときなどに視聴率が悪かったMR・営業所を責めるためのダシにされるに決まっています。

去年の時点で相当キツかったのに、去年以上にキツい精度でトレースされるなんて冗談じゃない。

だから嫌なのです。

私に関して言えば、必死こいてWEB講演会を案内を担当エリアにいる全ての医師に対して行ったとして、10人に1人が視聴してくれたら良い方です。

講演会のテーマによっては10人中2~3人が視聴してくれるときもありますが、そんな奇跡みたいなことが起きたらマジでありがとうございます!って感じです。

それにね、やっぱり色々な不可抗力で医療従事者(特に医師)がWEB講演会を視聴できなかったというパターンもあるんですよね。

当直だったり、患者の容体が急変したり、家庭の事情だったり等々。

それらの事情を考慮せず、純粋に視聴率だけをトレースされたら、MRとしては辛いんですよね。

…で、視聴率が悪かったMRは会議で吊し上げされます。

去年の時点でも、ウチの営業所では視聴率が特に悪かったMRが上司から詰められていましたが、あの感じが全国の各営業所で実施されるんですかね。

上司は上司で、営業所を代表してMRの知らない場面で吊し上げに遭っていたみたいですし…。

しかも、どうやら視聴率トレースを受けるのはMRとその上司だけでなく、本社のマーケなども同じみたいです。

まあ、マーケ発案のWEB講演会が多数あるのだから、考えてみれば当然の流れですよね。

そのせいか、年明けくらいからマーケからのお前ら、ちゃんと講演会の案内やっているんだろうな!?みたいな追及も一層激しくなった気がします。

私はマーケ含む本社スタッフのことが好きではありません。

少なくとも、彼らの能力的なことはともかく、人間的には好きになれない人が多いのです。

製薬会社の現場と本社における埋まることのない『溝』について語ってみる

プライドが高いのか、いつも偉そうにしていますし、会話の中でもMRを下に見ているのがヒシヒシと伝わってきます。

平気で舌打ちしたり、わざとらしく溜息を吐いたり、

その態度って社会人としてどうなの?

…などと思うこと多数です。

個人的には、プライベートでは絶対に友達になりたくないタイプの人たちばかりです。

ですが、本社は本社でプレッシャーがキツいのは事実みたいですし、その影響で人間性が歪んでしまう人も少なからずいるみたいです。

彼らは彼らなり、日々のストレスと向き合って苦しんでいるのかも知れません。

少し話が逸れましたが、まとめると製薬会社における営業系の人間すべてがWEB講演会によって、多かれ少なかれ苦しんでいます。

邪推ですが、ここまで締め付けがキツいとなると、社内の営業系全ての部署でリストラ候補者をピックアップするための布石じゃないかとさえ思えてきます。

とにかく、社内では暗い雰囲気が漂っています。(汗)

最後に:コロナ禍が終息しない限り、MRはWEB講演会から逃げられない!


年明け以降、主にWEB講演会絡みの仕事を振り返りながらこの記事を書いてみましたが…

うーん、暗い内容ですね。(汗)

ただ1つだけ言えるのは、

2021年もMRはWEB講演会から逃げられない!

…ということです。

新型コロナが終息する気配は全くありませんし、それどころか2回目の緊急事態宣言が出る始末です。

ワクチンの実用化にしたって、早くても春くらいでしょう。

ましてや、全ての日本国民がワクチン接種を受けられる日がいつになるのかは未知数です。

つまり、MRにとっては普段の活動が覚束ない冬の時代が続くのは間違いないです。

こんな状況ですから、製薬会社としては去年以上にWEB講演会を活用したデジタル路線へと舵を切っていくことでしょう。

それに伴って、MRもWEB講演会からは逃げられなくなる。

2020年もWEB講演会で苦しみましたが、2021年はそれ以上の苦しみが待っていそうです。

メールや郵送での案内作業に明け暮れ、視聴率をトレースされ、場合よっては医者からクレームを貰ったり。

医者へのWEB講演会の案内をメールで行ったらクレームをもらった話

こういった仕事のどこに面白味や醍醐味を見出せば良いのか、正直言って分からないというのが本音です。

すいません、自分で書いていて悲しくなってきました。(汗)

自分でWEB講演会を企画しようにも、いまいちやる気が湧きません。

本社発信のWEB講演会が多過ぎて、自ら主体的に企画を立ち上げるというモチベーションが枯渇気味なのです。

無意識のうちに自分でWEB講演会を企画したら今よりもさらに忙しくなる』『これ以上のWEB講演会は勘弁してほしいと思っているせいですかね。(汗)

前途多難な予感がする2021年ですが、何とか腐らないように、そしてなるべく前向きに仕事をこなしていこうと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!






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