奨学金の存在によってハングリー精神が鍛えられた体験談

製薬会社でMR(営業)として働いているヒサシと申します。

私は2011年~2019年の8年間で800万円の奨学金を全額返済したという経験があります。

奨学金800万円を8年で全額返済した体験談!進学・就職・結婚などを全て公開します!

いわゆる『奨学金800万プレイヤー』というヤツです。

学生時代から全額返済に至るまで、奨学金の返済関しては様々な場面で苦しみました。

しかし、その一方で『何が何でも奨学金を返す!』『人生の負債を一掃して自由になってやる!』というハングリー精神が鍛えられたのも事実です。

このハングリー精神は就活や社会人生活、さらには転職などの場面で大いに役立ちました。

そして、今でも仕事をする中でハングリーな意識を良い方向に活用できています。

確かに、返済中はひたすら苦しい日々が続きました。

ですが、返済を終えた今だからこそ、奨学金に対して以前とは違う見方をすることが出来ています。

そこで、今日は奨学金とハングリー精神との関係について書いていきます。




学生時代に培われた行動力


学生時代、私は卒業後の奨学金返済について不安で仕方ありませんでした。


大金を借りて大学へと進学したのだから、何としても良い会社に入らなければならない。

もし待遇が良い仕事に就けなければ、奨学金を返すアテが無くなってしまう。

そんな展開になることは絶対にあってはならない。


こんなプレッシャーを日々感じていました。

自分自身が生み出したプレッシャーが強すぎて、大手企業に入社することにしか価値を見出せなくなっていた時期もありました。

いわゆる『大手病』と呼ばれる状態です。

就職活動で『王手病』に苦しんでいる学生に伝えたいこと

今思えば、当時は視野狭窄に陥っていたということです…。

その反面、自分が望む待遇を手に入れようとするハングリーな気持ちは、この頃に培われたのだと思います。

また、奨学金だけでは賄えない学費・生活費を捻出するために歯を食いしばってアルバイトに励んだことも、ハングリー精神を後押ししました。


大学を出た後、こんな安い時給でコキ使われてたまるか。

俺は絶対に良い会社に入ってやる。


アルバイト中、表向きはニコニコしていても腹の底では常にこういった気持ちが渦巻いていました。

(今思えばメチャクチャ可愛げのないアルバイターだったと思います…。)

そして、大学3年生になって以降はとにかく就活に注力しました。

右も左も分からない状態でしたが、とにかく行動しまくったことを覚えています。


とにかく稼ぐ!

貧乏生活から抜け出してやる!

そして、奨学金を1日でも早く全額返済する!


就活中、こういった野心によって、より一層ハングリー精神が鍛えられたのは間違いありません。

これらの感情は一言でまとめると『』であり、決して誉められた動機ではないのかも知れません。

こうやって当時の気持ちを文章にすると、自分でも恥ずかしく思う点が数多くあります。(汗)

しかし、その『』が『』となり、辛いときに踏ん張るためのエネルギーとなっていたのも事実です。

実際には、就活中は自分の行動とは裏腹に失敗することも多かったのです。

学生時代のMR就職活動 体験記①【MR全滅編】

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しかし、結果に関わらず自ら行動を起こした自体は正解だったと思います。

また、就活全体を通じて『最後に勝つのは行動するヤツ』という教訓を得ました。

奨学金の返済が辛いだの、将来が不安だの、部屋の隅でウジウジしているよりも外に出て何かしらの行動をする方がプラスになる。

私がそう考えるに至った要因の1つは、今思えば奨学金の存在でした。

余談ですが、私が内定をいただいた医薬品卸売の会社からは、行動力が優れているとの理由で選考に合格したと聞かされました。

医薬品卸のMS(営業職)として内定が出たときエピソードを紹介します!

就職後も奨学金の返済を軸として活動


結果論ですが、私は最初に入社した医薬品卸の会社から、より良い待遇を求めて製薬会社へと転職しています。

医薬品卸の待遇(給料)が思ったほど良くなかったのが理由ですが、それも突き詰めていくと奨学金の存在が大きく関わっています。

もちろん、医薬品卸での仕事は全力で頑張ったと自負しています。

しかし、当時は仕事について『やり方』よりも『結果』を優先するスタイルだったせいか、上司や先輩とは衝突することも多かったです。

良い評価を得て、高い給料を得て、早く出世して、もっともっと稼ぐ。

そのためには、目に見える形での『結果』が必要だ。

そのように信じて疑いませんでした。

私はこういった『』が根底にある人間だったので、普段の仕事の中で野心やハングリー精神が前面に出過ぎてしまった場面もありました。

上司・先輩からすれば『可愛げのない部下(後輩)』に思えたことでしょう。

…て言うか、実際に『おまえは可愛げのないヤツだ』『もっと協調性を持て』などと言われた経験があります。

しかし、そんな周囲からの目線なんかに構うことなく、私なりにですが仕事に没頭する日々が続きました。

しかし、待遇面を含めて当時の仕事に嫌気が差してきたこと、また、仕事内容そのものに辟易し始めたことが、別の仕事を探すことへと私を駆り立てていきます。


今の会社に残り続けたとして、5年後や10年後にどのくらい稼げるか?

奨学金を全額返済することを考えた際、それは得策なのか?

もっと稼げる仕事があるなら、今の会社に見切りを付けるべきでは?


こんなことを考えながら働く日々が続きました。

こういった文章を書いていて自分でも大いにツッコミどころ満載なのですが、何かにつけて奨学金を判断基準の軸にしています。

おまえ、どんだけ奨学金に縛られてんだよ!

…って感じですよね。(汗)

でも、当時は私なりに必死だったのです。

製薬会社のMRとして爆進!


医薬品卸の仕事に見切りを付け、私は製薬会社のMR(営業)として再スタートします。

MRの仕事は思った以上に性に合っており、私のハングリー精神が良い方向に発揮されました。

また、周囲の上司・先輩が私のハングリー精神に対して概ね好意的だったことも大きかったです。

医薬品卸に勤めていた頃はネガティブな捉え方をされることが多かったハングリー精神ですが、製薬会社に来てからは随分と見られ方が変わったと思います。

会社が違えば社風も違う!

働いている人種も違う!

…ということなのかも知れませんね。

さて、私はMRになって以降、ハングリー精神丸出しで働きました。

昼も夜も関係なく、ひたすら『結果』を追求しました。

チャレンジの数が多かった分、失敗も多いが成功も多く収めることが出来ました。

その甲斐あってか、給料がアップしただけでなく、社内のインセンティブ(臨時ボーナス的なもの)を度々ゲットできました。

そうして得たお金のお陰で、貯金額も順調に増えていきます。

学生時代の清貧生活の賜物なのか、私は無駄遣いをしない習慣が身に付いており、貯金額を増やすことは苦ではなかったのです。

むしろ、どんどん増えていく預金残高の数字を見てニヤニヤしていました。

そして、2019年の夏には奨学金の繰り上げ返済を行い、晴れて奨学金の呪縛から解放されました。

まとめ:奨学金はハングリー精神を鍛えるための教材だった?


学生時代を含めると10年以上も奨学金と付き合い続けた私ですが、そのお陰でハングリー精神が鍛えられたのは間違いありません。

そして、そのハングリー精神が行動力の源にもなりました。

奨学金を返済するためにはどうすれば良いか?

返済を早めるために必要なものとは?

そのために自分が今すべきことは何か?

こういったことを学生時代から考え、そして行動する習慣が身に付いてのは、間違いなく奨学金の存在があったからです。

精神的に苦しむ場面も多くありましたが、甘ちゃんだった私の根性を叩き直すには丁度いい薬だったとも思えます。

また、ハングリー過ぎると周囲との軋轢が生まれるということも学習しました。

私は仕事熱心な方だとは思いますが、人によってはその熱心さが『独りよがり』に見えるということも知りました。

どれもこれも、奨学金があったからこその教訓です。

結果論ですが、奨学金と関わったことによって得たものは沢山あるということですね。

奨学金を借りている学生・社会人の方から何と言われるかは分かりませんが、奨学金がきっかけでハングリー精神に目覚めるのは悪いことばかりではないですよ!

将来のことで悲観的になるよりは、物事に対してハングリーな方が絶対に良いです。

もっとハングリーになって奨学金と付き合っていきましょう!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!





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