奨学金の存在を隠したまま結婚するのは不誠実だという話

製薬会社で働いているヒサシと申します。

このブログは私の仕事関係の記事が多いのですが、先日アップした奨学金&結婚の記事が想像以上に読まれていて驚きました。

奨学金は結婚前に全額返済するべきか?奨学金800万プレイヤーが結婚当時を振り返ってみた

意外と製薬会社のMRに奨学金を借りていた層が多いのか、あるいは医薬品業界の奨学金を背負った人たちが読んでくれたのか、読者さんが結婚を考えている相手が奨学金持ちだったのか。

ブログ内容の本筋からはかなり離れているテーマにも関わらず、なぜこんなにも読まれているのか?

奨学金800万プレイヤーである私にとっては色々な意味で衝撃でした。

元々、奨学金と結婚の関係性については別の角度から記事を書いてみたいと思っていたのですが、予想以上に反響があったので奨学金関係の別記事を繰り上げて書き上げました。

…ということで、今回は『奨学金の存在を隠したまま結婚した場合』に関する意見を書いてみました。

ハッキリ言って、この記事の内容は独断と偏見に満ちていると思います。

しかし、個人的には奨学金が原因で不仲になる夫婦・家庭が減ることを切に願っていますので、このような記事を通して意見発信をしてみようと思った次第です。

5分くらいでサクッと読める長さの文章ですので、宜しければご一読ください。




結婚前に互いの金銭感覚をしておくべき!


結婚した今だからこそ言えることですが、結婚後の生活には何かとお金の要素が付きまといます。

子供の教育にどのくらいお金をかけるか?

住宅購入するときのローンはどうするか?

年老いた親への経済的援助をどうするか?

とにかく、カネ・カネ・カネです。

人間という生き物は、カネが無ければ何もできません。

…というワケで、私は結婚前にパートナーの金銭感覚を確認しておくことはメチャクチャ重要だと考えています。

友人知人・先輩後輩を問わず、私は結婚について誰かから相談されたときには必ず『相手の金銭感覚を確認しておけ!』と伝えています。

結婚前からカネの話をするなんて…と思う方もいるでしょうが、結婚生活(現実)は甘くありません。

カネに対する価値観の違いとは恐ろしいものです。

もしも大幅に違うのなら、結婚前にすり合わせを行い、互いの目線を合わせておくべきです。

さて、前置きが長くなりましたが、こういったカネの事情があるので、奨学金の存在は真っ先にパートナーに伝えるべきです。

むしろ、奨学金の存在を隠したまま結婚するのは不誠実の極みだと思っています。

結婚当初は良くても、その先の人生で奨学金の存在が重圧になってくる可能性は十分あります。

では、それはなぜなのか?

奨学金』とは『借金』だからです!!

奨学金は借金ではないという意見もありますが、私はその意見には賛成できません。

800万円もの奨学金を返済した身として、それは断言できます。

奨学金の本質とは『返す義務のあるカネ』です。

借りたモノは、いずれ返さなければならない。

小学生でも知っている社会の基本ルールです。

そんな借金たる奨学生を人生のパートナーに隠したまま結婚するなんて、不誠実としか言いようがありません。

少なくとも、結婚後に奨学金の存在が発覚した場合、パートナー側は多かれ少なかれ、釈然としない気持ちになるでしょう。

人によっては『騙された!』『詐欺だ!』と思うかも知れませんね。

家計を1つにして生活している状態で発覚してしまったのなら尚更です。

結婚後も自分が働いて返済するつもりだとか、パートナーに迷惑が掛からないように返済するだとか、そういった次元の話ではないのです。

借金』をパートナーに隠したまま『結婚』という節目に臨もうとする人間性が問題なのです。

奨学金の存在を隠すのは後ろめたいからか?楽観的だから?


繰り返しになりますが、奨学金の存在をパートナーに隠したまま結婚するという行為自体、私には信じられません。

どう考えても、パートナーに対して誠意ある人物が行うことだとは思えない。

Googleなどで『奨学金 結婚』と検索すると、Yahoo知恵袋などで本当に色々な事例などがヒットします。

奨学金をパートナーに隠す理由としては『相手に嫌われるのが怖い』『結婚が破談になりそうで嫌だ』といった類のものが多い気がします。


いやいや、ちょっと待て。

自分が嫌われたくないって、一言でまとめると保身だよね?

そんなエゴのために、パートナーに借金の存在を隠すのか?

それって、人間としてどうなの?


…なんて風に私は思ってしまいます。

仮に奨学金を隠したまま結婚したとして、急遽まとまったカネが必要となったらどうするのか?

自分やパートナーが怪我・病気によってカネが必要になった。

実家の親が倒れてカネが必要になった。

リストラに遭って自分の1人の力では奨学金を返していけなくなった。

こんな状況に陥ったとき、多少なりとも奨学金の存在によって生活が圧迫される可能性について、まるで考えていない。

もしそうなってしまえば、パートナーにだって生活苦の皺寄せが行くに決まっています。

つまり、後々の人生におけるバッドイベントによってパートナーに迷惑を掛けるかも知れないリスクについて、想像が及んでいない。

あるいは、そういったバッドイベントが想像の範疇だったとしても、困ったときはパートナーや実家・義実家が助け舟を出してくれると楽観している。

こういった人間性が問題なのです。

卑劣というか、馬鹿というか、無知というか、とにかく救いようがありません。

詰まるところ、『自分のことしか考えていない』というワケです。

こんな保身や楽観に染まった人間がどうやって人生の困難を乗り越えていくのか?

どうやってパートナーと共に助け合って生きていくつもりなのか?

私にとっては甚だ疑問ですし、ハッキリ言ってパートナーへの侮辱・冒涜だとすら思えます。

この先、5年10年と何事もなく健やかに生活し、パートナーに奨学金の存在を隠し通したまま押し通せるなどと、どうして思えるのか?

そんな保証なんてどこにも無いのに。

さらに最悪なのは、結婚後に奨学金の存在をカミングアウトした上で『結婚したのだから奨学金を2人で払っていくべきだ!』などと平気で言う人間がいる点です。

極端なことを言えば、これはパートナーに結婚前の借金を肩代わりさせているも同然です。

まさに確信犯的な行動であり、人間における悪知恵の極致です。

さすがにリアルでこのような事例を見聞きしたことはありませんが、例えネット上で又聞きしただけでも、同じ奨学金を借りた身としては恥ずかしいと言うか、腹が立つと言うか、悲しいと言うか、とにかく釈然としない気持ちになります。

我が身可愛さにパートナーにもカネに関するリスクを背負わせること自体、私には到底信じられません。

やはり、奨学金の存在は結婚前の時点でパートナーに伝えておくのが筋だと思います。

まとめ:奨学金の存在を隠したまま結婚するのは絶対ダメ!


結婚して今後の人生を共にする覚悟があるなら、奨学金(借金)の存在は真っ先にパートナーに伝えるべきです。

自分が責任を持って返すから大丈夫!

だからパートナーに伝える必要はない!

…ということではなく、奨学金の存在程度を伝えられないような関係なら、奨学金が関わっていなくてもいずれ結婚生活が破綻する可能性は高いと思うのです。

カネの問題は拗れると、とにかく尾を引きます。

私は30数年ほどしか生きていない人間ですが、カネの存在によって悪い方向に人生が狂った事例をいくつも見てきました。

カネは夫婦に限らず、親や兄弟、親しい友人知人との関係さえも破壊するだけの威力があります。

カネの切れ目が縁の切れ目』という言葉がありますが、まさに世の中の真理を突いている言葉だと思います。

この文章を読んでいる人がもし奨学金を抱えていて、結婚を考えているパートナーがいるならば、タイミングを見て奨学金の件を伝えてください。

私も当時の彼女(今の妻)に奨学金の件を伝えるときはすごく悩みました。

奨学金のことがきっかけとなり、嫌われるのが怖かったからです。

しかし、本当に大切だと思うパートナーならば、ときには嫌われる覚悟でぶつかることも必要です。

少なくとも、結婚後に奨学金の件が発覚してパートナーと険悪な関係になるよりは余程マシなはずです。

我が身可愛さに保身や楽観に走れば、いずれ自分の身を滅ぼします。

勇気を持って、パートナーに対して一歩踏みことをお勧めします。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!





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