現役MRの本音!医薬品の説明会でMSにしてもらうと助かる行動3選!

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

MRにとっては必須業務の1つである説明会ですが、医薬品卸のMSが同行して開催することがありますよね?

こういった仕事はプライマリーMRほど多いと思います。

一方で、病院でのオーファンドラッグ説明会でもMSに同席してもらうことがあります。

…と言うか、私が全幅の信頼を置いているMSがいまして、その方には個人的に声を掛けるようにしているのです。

もちろん、医薬品の説明そのものをMSに任せることは決してしません。

(※そもそもプロモーションコード違反ですので…。)

ですが、説明会のときにMSが会場準備や撤収作業などを手伝ってくれると、MRとしてはメチャクチャ助かります。

私は自分が元MSだからなのか、MSに対して厳しい目で見てしまうことが多いです。

どうしても好きになれないMSも少なからずいます。

その一方で、自分(MR)の仕事を手伝ってくれるMSにはとても感謝しています。

そこで、今回は『説明会にてMSにしてもらうと助かる行動』というテーマで記事を書いてみました。




【率先して手伝うMS】vs【傍観しているだけのMS】


私がMSだった頃、MRが行う説明会には何度も同席したことがあります。

そんなとき、私は必ず何かしらの手伝いをしていました。

荷物運びを手伝ったり、資材配りを手伝ったり、説明会後の片づけを手伝ったりなど、説明会の中でMRのプラスになることを考えて実行していたのです。

それはなぜか?

MSとして、MRとの信頼関係を築くためです。

MRだって人間です。

人間である以上、自分の手伝いをしてくれる相手のことは無碍にできません。

ましてや、MRの説明会に同席するのなら、ただ立って傍観するような『つまらない仕事』はしたくなかったのです。

これは上司や先輩MSから教えられたわけではなく、自分で考えて実行したことです。

むしろ、当時の先輩MSなどは説明会のときに何もせず傍観するタイプが多かったように思います。

オジサンMSは多かれ少なかれ、

『説明会はMRの仕事!自分はその場で見ているだけでOK!』

と考えているような節がありました。

(※私の営業所のMSレベルが低かっただけかも知れませんが…。)

私は彼らのことを反面教師だと思っていましたから、敢えて逆の行動を取っていたのです。

さて、現在の私はMRとして活動しています。

その中で、自分がMS時代に行っていたことはやはり正しかったのだと実感しています。

そこで、現在と過去を踏まえて、MRにとって説明会時にMSにしてもらうと助かる行動を3つ挙げてみました。

①:説明会資材の運搬

説明会で必要なものは複数あります。

ざっと考えると、下記の5点でしょうか。

・パソコン

・弁当

・医薬品の資材

・プロジェクター

・スクリーン

・各種コード類(PC電源コード、HDMIコードなど)

これらを一度に運ぶのは意外と重労働です。

特に、スクリーンを病院内の会議室に運ぶようなときは大変です。

PC入りの鞄、プロジェクターなどを肩にかけ、医薬品の資材とスクリーンを左右の手で持ち、場合によっては弁当を台車に乗せて運ぶ。

正直、MRが1人で、そして一度に運ぶにはキツい量です。

ましてや、医局全体の説明会だと参加人数も多くなるわけです。

20~30人分の医薬品資材・弁当などを一度に運ぶのは本当に大変です。

病院の会議室に着く前に息が上がり、暑い時期であれば汗だく状態になってしまいます。

弁当業者が説明会の会場まで弁当を届けてくれるならMRの負担も軽くなりますが、世の中そんな親切な弁当業者ばかりではありません。

こんなとき、MSが手を貸してくれるとMRは助かります。

MSと病院の駐車場などで待ち合わせ、手分けして資材(荷物)を運べば、MRにとってはその分だけ時間的・体力的な余裕が生まれます。

余程ひねくれたMRでなければ、資材運びを手伝ってくれたMSには感謝するはずです。

MSの皆さん、もしMRが説明会の資材運びで大変そうだったら、ぜひ手伝ってあげて下さい!

それだけでMSとしての株が上がりますよ!

②:説明会の会場準備

説明会の会場に到着したら、今後は説明会の準備をしなければなりません。

病院と開業医とで多少違う部分もありますが、説明会の会場にて行う準備は下記の通りです。

・プロジェクターを設置する

・スクリーンを設置する

・プロジェクターとPCを繋いで試写する

・資材を配る、または椅子や机に置く

・弁当を配る、または椅子や机に置く

・芳名帳やペンを準備する

・会場の机(レイアウト)を並べ替える

ご覧の通り、1つ1つの作業は単純かつ簡単です。

しかし、これもMRが1人で全て行うとなると結構大変です。

だからこそ、こういった場面でもMSの人手があると助かるのです。

単純かつ簡単な作業だからこそ、MRとMSの2人で行えば早く終わるというわけです。

さて、説明会の準備中に顧客(医師・薬剤師・看護師など)が来ると、MRは挨拶をしなければなりません。

(※ と言うか、顧客がその場に来て無視するようなMRはいないでしょう…。)

こんなとき、会場内の準備をMSが代行してくれるとMRとしては助かります。

この説明会直前の時間帯というのは結構重要です。

それはなぜか?

MRにとって、顧客(特に医師)から色々な情報を聞き取りするチャンスだからです。

では、何をどんな風に聞き取りするのか?


『○○先生!本日は宜しくお願いします!』

『本日の説明会では弊社の△△についてご紹介させていただきます!』

『○○先生としては△△にどんな印象をお持ちですか?』

『○○先生は△△を使う際、有効性を重視しますか?それとも安全性を重視しますか?』

『弊社の△△と他社の××とでは、どちらの薬を使いますか?』

『他社の××を優先して使う場合、その理由は何ですか?』


こんな具合に、挨拶と同時に1つでも多くの情報を聞き取りするのです。

そして、聞き取った情報やニーズなどを説明会内容に反映させれば、薬の処方率・採用率もアップします。

しかし、会場準備に手間取っているようでは、上述のやり取りをすることはまず不可能です。

ですから、MSに会場準備をしてもらえれば色々な意味でMRが助かるのです。

先ほどの資材運びと同じく、会場準備を率先して行ってくれるMSがいたら、MRにとっては頼もしい限りです!

③:会場からの撤収作業

説明会後の流れは様々です。

ほんの数分で片付けをして退席しないといけない場合もあれば、会場に残って顧客(特に医師)とディスカッションするなど、本当にケースバイケースです。

しかし、どんな場合でも必ず行うのが撤収作業です。

簡単に言うと、会場準備とは逆のことを行います。

具体的にはこんな感じです。

・プロジェクターを片付ける

・スクリーンを片付ける

・PCを片付ける

・余った医薬品の資材を回収する

・弁当の空箱を回収する

・芳名帳やペンを回収する

・会場の机(レイアウト)を元に戻す

これもまた、1つ1つの作業は単純かつ簡単です。

ですから、会場の準備時と同じく人手が多ければ多いほど早く終わります。

さて、MRとしては説明会後に行う医師とのディスカッションは大変重要です。

ディスカッションとは大袈裟な表現かも知れませんが、要は説明会の感想を尋ねるのです。


『○○先生!本日のテーマである弊社の△△について、いかがでしたでしょうか?』

『本日の説明会で△△について情報不足だった点はございますか?』

『弊社の△△を使用できそうな症例はございますか?』

『他社の××から弊社の△△に切替える際、ご不安な点はございますか?』


こんな具合に、説明会に参加した相手から聞き取りを行うのです。

説明会の内容がどのくらい相手の心に響いたのか?

どのくらい自社医薬品を検討してもらえそうか?

MRがこんなことを確認するタイミングは説明会直後がベストです。

もし相手が忙しそうであれば、後日改めて面会して感想を伺うという手段もあります。

しかし、理想は説明会直後に感想を聞き出し、もし相手にとって疑問点があれば、その場で解決するのが筋というものです。

しかし、相手(特に医師)も暇ではありません。

MRが声を掛けなければ、ゾロゾロと会場から出ていってしまいます。

つまり、もしMRが撤収作業を優先した場合、ターゲットを掴まえて感想を聞き出すほどの『話し込み』をするのは難しいのです。

だからこそ、MSに撤収作業を代行してもらえると、MRとしては助かるのです。

MSが撤収作業をする一方で、MRはターゲットのもとへ行って可能な限り感想を聞き出し、次の仕事に繋げる。

こんな連携プレイが出来れば、MRからMSへの信頼度は大幅アップです。

まとめ:率先して説明会を手伝ってくれるMSは貴重である!


今回は現役MRかつ元MSとして、説明会について色々と書いてみました。

資材の運搬、会場準備、撤収作業。

これらは悪い言い方をすると雑用的な仕事です。

しかし、説明会を開催する際には必ず行う仕事でもあります。

どれもこれも『超』が付くほど基本的な内容ですが、決して疎かには出来ないのです。

繰り返しになりますが、1つ1つの仕事は簡単です。

しかし、そんな簡単かつ雑用的な仕事だからこそ、嫌な顔をしないで手伝ってくれるMSは貴重です。

説明会とは、ただプレゼンをするだけの場ではありません。

MRにとっては準備から片付けまで滞りなく済ませ、病院の外に出るまでが説明会なのです。

その説明会を成功させるためには、ありとあらゆる場面で工夫が必要です。

その工夫の1つとして、私は『MSからの協力』があると考えています。

率先して説明会の手伝いをしてくれるMSほど、MRからの信頼も厚くなることでしょう。

これが、現役MRかつ元MSとしての結論です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!





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