MRの勉強って大変なの?辛いの?現役MRが本音を語ります!

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

この記事を書いているのは2020年の5月18日ですが、MRの皆さんは自粛期間中にどのくらい勉強したでしょうか?

ガッツリと勉強した人、そうでない人、それなりの人、きっと様々だと思います。

そもそも、不毛な内勤(WEBでの会議・面談など)で勉強どころじゃなかった人も多いかも知れませんね。

私はと言うと、不毛な内勤以外の時間は製品知識・業界知識・その他諸々の勉強をしていました。

…が、勉強時間の割に知識が頭に入っていない気がします。

勉強したのに知識が身に付いてないのなら、全く意味がありません。

極端な話、勉強した時間が無駄だったとも言えます。

勉強はMRの本分だと思う反面、最近は自分の脳の許容量に限界を感じたりもしていました。(汗)

勉強した内容について当日は覚えていられても、数日経つと忘れてしまうんですよね…。

人間だから忘れるのは仕方ないとある程度割り切っているのですが、後日、自分が勉強した箇所を覚えていない(思い出せない)ことがあると結構凹みます。

まさに、脳内にて知識の『一増一減』が起きている気がします。

(※日によっては『一増二減』のときもアリ。)

MRは自分の性に合っている職業だと思っていた私ですが、最近は『MRは日頃から勉強するのが大変だから、正直しんどい…』という意見も理解できるようになってきました。

今日は、そんな『MRの勉強』というテーマで記事を書いてみました。




30歳を超えてから頭脳の衰えを感じる


MRは勉強することで知識が増え、その知識が営業活動で発揮され、そして売上アップへと繋がっていく。

MRとして当たり前のプロセスですが、最近はその中にある勉強という行為に疲れている自分がいることに気付きました。

今まで、私は『勉強』が好きとは言わないまでも、少なくとも『嫌い』ではありませんでした。

勉強して新しい知識が増えれば嬉しいし、その知識を活用して良い仕事ができたときはもっと嬉しい。

そんな風に思っていましたが、30歳を境に少し風向きが変わってきました。

こんなことを書いてしまっては年上のMRさんから叱られそうですが、30歳を超えた頃から記憶力が衰えてきたように思います。

もちろん、何かの記憶力テストみたいなものをやって数値化したワケではないですし、あくまで私の主観に過ぎないのですが…。

10代よりも20代。

20代よりも30歳越えの現在。

…といった具合に、徐々にですが確実に頭の回転(記憶力含む)が鈍ってきています。

少なくとも、私の中ではそういった手応えがあります。

(もちろん悪い意味で)

例えばですが、10代の頃ならば一夜漬けで覚えられたであろう内容について、アラサーとなった現在ではキツいと感じたりとか。

文献を読んでも、20代の頃ほどスムーズに理解できなかったりとか。

子供~青年時代と比べて、知的好奇心が乏しくなってきていることを自覚したりだとか。

これが『老いる』ということなのか?

…などと感じたりしている今日この頃です。

10代~20代の頃は、こんな風に思う日が来るなんて考えたこともありませんでした。

正直言って、自分でも驚いているくらいです。

(もちろん悪い意味で)

それと同時に、

アラサーでこんな状態だったら、この先40歳や50歳になったらどうなるんだ?

…という不安も最近は少しずつ芽生えたりしてきました。

まあ、そんな不安とは関係なくMRを取り巻く環境は日々アップデートされているので、這ってでも食らい付いていくしかないんですけどね…。

勉強を『継続』することの大変さ


当たり前のことですが、MRにとって『勉強の継続』は必須です。

実際、医療従事者(特に医者)はMRが勉強しているかどうかをよく観察していますからね。(汗)

医者や薬剤師はMRの勉強不足を見抜くので要注意!彼らの目は肥えているぞ!

さて、私の担当領域はスペシャリティ&オンコロジーといった感じなので、当然、その領域に沿った勉強を継続しています。

ですが、極端なことを言うと『勉強の継続』に関しては、ぶっちゃけ領域なんて関係ないと思っています。

プライマリーMRだろうと、オンコロジーMRだろうと、勉強という要素から逃げることは出来ない。

新薬が出るなら、その薬の作用機序・有効性・安全性などを勉強しないといけない。

添付文書・インタビューフォーム・RMPの内容を熟読し、なおかつアウトプットできる状態にしないといけない。

これは競合品が出たときも同様です。

同時に、色々な文献を読んだり、疾患の周辺知識を深めたり、医療制度について学んだりすることも必要です。

さらに、MRは営業職であることを考えれば、営業スキルも磨く必要がある。

とはいえ、一言で『営業スキル』といっても多種多様です。

言葉遣い、第一印象の演出方法、アポイントの取り方、何なら心理学を応用した対人術だって『営業スキル』と呼べるでしょう。

そういったものについて、本を読むなり、ビジネス塾に通うなり、常に自己研鑽をする必要がある。

とにかく、これら全てをひっくるめて『勉強』です。

そして、『勉強』を『継続』してこそのMRです。

この『継続』に耐えられるかどうかが、MRとしての適性の1つだと思うワケです。

私は今までこういった『勉強の継続』について、それほど苦ではありませんでした。

しかし、先述した通り『記憶力の衰え』みたいなものを感じるようになってからは、それなりに『勉強するのがキツい』と思うようになってきました。

受験勉強に終わりはあるが、MRの勉強に終わりはない


これまでの人生を振り返ってみると、人生で最も勉強したのはMRとして働き出してからではなく、受験のときだった気がします。

高校や大学を受験するときは、それはもう凄まじく勉強しました。

よく半年~1年くらいもの間、毎日毎日、夜遅くまで勉強できたもんだと今では思います。

(※ここでの勉強とは座学と言うか、要はインプットのことです。)

大学に在籍しているときも勉強はしましたが、正直言って受験勉強のときほどではなかったと思います。

じゃあ、なぜ受験勉強を頑張れたのか?

私が思うに、それは合格(不合格)までの期間が定められていたからです。

あと1年、頑張って勉強すれば決着がつく。

あと1ヶ月、踏ん張れば区切りがつく。

そんな風に思うことでモチベーションを維持していた気がします。

では、MRの勉強に関してはどうか?

しこたま勉強して知識を身に付け、その知識を活かして売上をアップさせたとしても、翌年にはさらに大きな売上計画が降ってくる。

それ以前に、医学は常に日進月歩なので新しい情報を消化するだけで精一杯になる。

今日学んだ知識が、明日には最新のモノでなくなっているかも知れない。

どれだけ勉強しても、学ぶべき事柄は無限にある。

ましてや、年齢による衰えも少しずつ顕在化してくる。

そんな流れの中に居ると、徐々にではあるが、確実に疲れてくる。

例えるなら、終わりのないマラソンをしているような感覚です。

私はMRになりたての頃こそ、勉強することを含めてMRの仕事が新鮮に思えました。

MSだった頃に触れることのなかった知識に触れ、良い意味で自分は刺激を受けていることを実感していました。

しかし、そんな新鮮味や刺激感に慣れてくると、次第に疲労感・虚無感といった感覚が生まれてきました。


自分はいつまで勉強し続けるのか?

今はまだ大丈夫でも、今後ますます物覚えが悪くなっていくとしたら?

そのとき、自分はMRとして第一線で通用するのか?


…なんてネガティブなことを頭の隅で考えることが増えてきました。

ここにきて、私はようやく『MRは勉強するのが大変な職業だ』と言う人の気持ちが分かってきました。

MRにおける『勉強が大変』とは、単純に机に座って知識をインプットすることだけを指しているわけではない。

意味合いとしては、『終わりが見えない継続』を強いられることだとか、『衰えていく自分自身』と向き合うことなども含まれるのではないか?

とても個人的な意見ですが、私はそのように思っています。

まとめ:MRの勉強は大変なのか?答えは『YES』だと思う


繰り返しになりますが、私個人としてはMRは勉強するのが大変な職業だと思います。

医療従事者(特に医者)を顧客として営業活動するという職業柄、『勉強』という要素から逃げることは出来ません。

MRはMRである限り、延々と勉強し続ける必要があります。

こういった仕事環境に疲れてしまう人の気持ちも、今では何となく理解できます。

空気を吸うかのように勉強を継続できるレベルの人ならば、おそらくMRは天職でしょう。

しかし、そこまでして勉強を継続する習慣がある人は、そもそもMR以外の職種で活躍している気がします。

MRにとって、こういった『勉強疲れ』とは誰もが経験する壁なのかも知れません。

そう思うのと同時に、この『勉強疲れ』を上手く乗り越える、あるいは、上手く付き合えるかどうかが、『MRとしての適性』が問われる部分なのだとも思います。

私はMRを4年ほど経験したことで、このようなことを考えるようになりました。

私はMRを辞めるつもりは全くありませんが、勉強という行為そのものに対して、モチベーションを保つ方法を模索していく必要がありそうです。

こんなときこそ初心に帰り、そもそもMRが勉強する目的だとか、勉強の方法、MRの存在意義といったものについて見つめ直してみようと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!





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