なぜ製薬会社のマーケティング部門はMRに対して偉そうな物言いをするのか?

MRと本社

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

突然ですが、皆さんが勤めている会社のマーケティング部門って、どんな感じの人が多いですか?

私は現在2社目の製薬会社でMRをやっていますが…

その2社を経験した限りでは『マーケの人たちはMRに辛く当たる』という傾向があると感じています。

常に命令口調で偉そうだし、言い方もキツいし。

些細なことでMRに対してマウントを取ってくるというか、小馬鹿にしてくるというか。

もっと端的に言うなら、嫌味ったらしいというか。

何かにつけて、MRのことを蔑ろにしているなぁと感じる場面が多いのです。

もちろん、マーケティング部門の人たち全員がそうだとは思っていません。

実際、とても紳士的で優しいマーケ部員の人も複数知っています。

しかし!

私の体感では、8:2くらいの割合で先述したイヤ~な感じの性格をしているマーケ部員の方が多い気がしてならないのです。

私は現在、大学病院や、とある領域のKOLを担当させてもらっているのですが、その関係でマーケティング部門と関わる機会が多くあります。

代表的な案件としては、WEB講演会などですね。

 

2021年も製薬会社によるWEB講演会の乱立は止まらない!?MR目線での苦悩を語ってみる!

WEB講演会を医師に視聴してもらっても売上が伸びている手応えがないぞッ…!!

 

そして、その度にイヤ~な感じのマーケ部員に辛く当たられて、正直言ってしんどい日々を過ごしています。(汗)

そこで今回は一介のMRとして、マーケティング部門に関するちょっとした悩みを記事にしてみました。

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マーケティング部門がMRを見下す理由

繰り返しになりますが、私の経験上、MRに対して辛く当たってくるマーケ部員が大半という印象です。

同僚のMRに尋ねても、大体同じような意見を持っているMRが多いです。

とにかく、偉そうに上から目線でモノを喋ること多数。

ご多分に漏れず、MRを見下してくる。

ハッキリ言って、私の直属の上司よりも数段階ほど偉そうな人たちばかりです。(汗)

私に関しては『KOL担当のMRとしてそれはあり得ない』『いつも何考えて仕事してるの?』などとキツことばかり言われます。

一応、自分がMRとして足りていない自覚はありますし、仕事の段取りが上手くいかないことなどについて反省はしています。

しかし、私(MR)の仕事の出来に不満があるとはいえ、そこまで酷いことを言わなくても良いのではないかと思うこともあります。

マーケ様っては、そんなに偉いのか!?

 

…などと怒り心頭になることも多いです。

あそこまで嫌なヤツは中々いない。

そんな風に何十回、いや、何百回思ったか分かりません。

では、一体なぜ彼らはMRに対して偉そうな態度を取るのか?

…というワケで、マーケ経験が無いながらも、MRの立場からマーケ部員たちの人間性について考察してみました。

その結果、マーケ部員たちがMRに対して偉そうな理由として、2つほど思い浮かびました。

仮説①:優秀であるが故にプライドが高い

マーケティング部門の人たちって皆さん優秀だと思います。

私は優秀な人間ではないからこそ、余計にマーケの人たちが優秀に見えるのかも知れませんが…

とにかく頭の回転が速いし、会話の内容にもキレがある。

薬や疾患に対する知識量もズバ抜けている。

人間性のことはさて置き、能力面で言ったらメチャクチャ優秀なのは間違いありません。

まあ、会社の中枢でマーケティングをやる以上、優秀な人でなければ任せられないでしょうから、それは当たり前ですよね。

ですが、その優秀さが仇になっていると思うことも多いのです。

製薬会社の本社でマーケティングの仕事をしているということは、元々は優秀なMRだった人も多いはずです。

元を辿れば、MR時代に抜群の成績を叩き出し、その能力を買われてマーケティングへと異動した人もいるでしょう。

MRのキャリアパスとしては、まさに黄金パターンの1つです。

さて、そういった人たちは元々の能力に加えて、努力家であり、体力や精神力にも長けているのではないかと思うのです。

まるで息を吸うかのように自己研鑽を行い、それを常日頃から実践している。

だからこそMRとして好成績を収め、本社へと抜擢された。

それと並行して、MBAを取得したり、英語力を高めたり、最新の文献を読み漁ったり、その他諸々の自己学習に励んだり。

おそらくですが、多かれ少なかれ『自分はこれだけ努力しているから仕事で結果を出しているんだ!』という自負もあることでしょう。

そんな人たちのことを社内では『優秀』と呼ぶのだと思います。

それ自体は素晴らしいことだと思いますし、努力して結果を出しているのならば、むしろ周囲から称賛されるべきことだと思います。

しかし、その影響なのかプライドも高くなっていく。

自分よりも劣っている人間のことを、自然と自分よりも格下の存在として認識するようになっていく。

こういったところに、人間性が歪むような落とし穴があるのではないでしょうか?

人間なら誰しも頑張って努力できるワケではないのです。

ストイックに仕事に打ち込むことも然りです。

この社会の中で、自己研鑽に励み、自分の能力を高めることを継続できる人間の方が希少なのです。

しかし、マーケティング部門には優秀な人間しかいない影響なのか、こういったことには気付きにくい。

もし気付いていたとしても、どこか遠い世界のことのように思っている。

その結果として何が起こるか?

優秀であるが故に、優秀ではない人間の気持ちを理解できない。

社内で栄達してプライドが高くなった結果、こんな状態へと至ってしまうのではないでしょうか。

だからこそ、優秀ではない私のようなMRに対して苛々するという現象が起こるのではないかと推測しています。

あれがダメ、これがダメ。
これはMRとしてあり得ない。
自分と比べて、能力も努力も足りていない。

こんな思考が口調にも現れ、ついついMRに対して辛く当たるのかなぁと勝手ながら想像しています。

仮説②:激務の影響でメンタルが狂っている

本社のマーケティング部門は激務だと聞いています。

まあ、この辺りの事情について、一介のMRである私は憶測でしか話せないことも多いのですが…

何がどう激務なのかはともかく、間違いなく激務な環境なのは間違いないみたいです。

…で、激務の結果として何が起こるかというと、メンタルがおかしくなると思うんですよね。

私もMRながら、忙しい日々が続いた影響でメンタルが相当弱っていた時期があります。(汗)

ちょうど、去年(2020年)の夏~秋にかけて、一時期ブログを更新できなくなるほど心身共に追い込まれた時期がありました。

 

【生存報告】心身共に疲弊していましたが、ようやく元気になってきたのでブログ更新を再開します!

 

これまた実体験ですが、忙し過ぎると常に苛々していて語気が荒くなるし、食欲が急激に増えたり減ったりするし、不眠症に陥って気力・体力が徐々に削がれていくし、良いことなんて1つもないです。

…かと言って、目の前の仕事から逃げることも出来ない。

とにかく、辛いだけです。

まあ、マーケ部員と比べたら大して忙しくない(多分)一介のMRである私が、これだけのメンタル不調に陥ったのです。

激務で有名なマーケティング部門に置き換えて考えると、私以上にメンタルがおかしくなっても不思議ではないと思います。

繰り返しになりますが、忙しさも度が過ぎるとマジでメンタルが狂うんですよ。

そして、狂っているという自覚する間もなく、次から次へと仕事が発生するもんだからタチが悪い。

本社のマーケティング部門がどのくらい忙しいのか私には分かりませんが、ハッキリ言って正常なメンタルではいられない程の環境なのかなと想像しています。

…ということを考えると、もしかしたらマーケ部員たちの気性の荒さとは、激務な環境によって後天的に形成されるものなのかも知れません。

事情はどうであれ、激務によってストレスが溜まり、メンタルがおかしくなる。

そして、些細なことでも苛々しやすくなり、MRに対して辛く当たってしまう。

勝手ながら、私はこのように推測しています。

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理由はどうであれマウントを取られるとMRとしては面白くない!

こんな記事を書いている私も1人の人間である以上、感情を持っています。

マーケ側にどんな事情があるのかはさて置き…

何だかんだ言って、彼らから辛く当たられたら不愉快だと感じます。

マーケ部員の皆さんが優秀なのは認めます。

自分がMRとして足りていないことも認めます。

だからといって、マーケ側の文句を無条件で受け入れられるかと言うと、決してそんなことはない。

お前はMRとしてあり得ない

仕事の段取りが悪すぎる

 

こんなことを偉そうに言われたら、やっぱりMRとしては面白くないですよね。

何かにつけてマウントを取ってきて、一方的に文句を言ってくるような相手と、誰が一緒に仕事をしたいと思うのか?

当たり前の話ですが、嫌味ったらしい人間と気分良く仕事が出来るワケがないのです。

まあ、仕事の関係上、私はマーケ部員たちと絡まないわけにはいかないので、その度に大人の対応でやり過ごして来ましたが…

流石に最近は目に余るというか、ちょっと気疲れしてきました。

WEB講演会の乱立によって、マーケ部員と絡む機会も増えましたし。(汗)

 

これがリモートの限界!?演者・座長が複数いるWEB講演会の苦労を語る!

【医者の苦言】製薬会社によるコロナ禍でのWEB講演会について本音を教えてもらった話

 

KOLを演者・座長として起用するとなると、どうしてもマーケ側との連携業務が発生します。

私にとっては、これがまたストレスを感じる仕事なんですよね…。

どうしたものかと最近は頭を悩ませています。

まとめ:マーケティング部門とMRの軋轢が解消される日は…たぶん来ない!?

もし現役のマーケティング部門の人たちがこの記事を見ているとしたら、きっと不快な気持ちになることでしょう。

しかし、この記事の内容こそ、私(MR)の本音でもあります。

ところで、少し前に本社(マーケ)とMRとの間には溝があるといった記事を書いたことがありました。

 

製薬会社の現場と本社における埋まることのない『溝』について語ってみる

 

今回の記事で取り上げた内容こそ、まさに『』の1つなのではないか感じています。

その溝の原因を探っていくと、その根底には能力の差・労働環境の差といった要素が関わっている気がしてなりません。

マーケティング部門の皆さんは優秀だと思います。

少なくとも、私のように優秀ではないMRには到底真似できないレベルの仕事をしていると思います。

しかし、だからといって偉そうな態度はいかがなものか?

マーケ側にはマーケ側の言い分があるかとも思いますが…

どんな理由があるにせよ、MRのことを蔑ろにすることが許されるとでも?

そんなことを思っている今日この頃です。(汗)

何れにせよ、私個人としてはマーケ部員たちと相容れない日々が続きそうです。

それとも、私のMRとしての実力がアップしたら、マーケ側の見る目も変わるのでしょうか?

もし気が向いたら、マーケ側との関係性について改めて近況報告する記事を書いてみようと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


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