【医者の苦言】製薬会社によるコロナ禍でのWEB講演会について本音を教えてもらった話

MRと講演会

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

 

製薬会社のWEB講演会が林立している今日この頃ですが、MRの皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

 

リアルの講演会と比較して、低コストかつ手軽に企画&実施できるWEB講演会ですが、何だかんだ言って、その手軽さが仇になっている部分もあります。

 

ウチの会社も2020年以上にWEB講演会の数が増えておりまして、案内状の郵送やメールだけで1日が終わってしまうことがザラにあります。(汗)

 

内勤が多過ぎてパンク状態!コロナ禍でMRが暇だなんてとんでもない!

 

毎週2~3本くらいのペースで開催されるもんだから、現場のMRはヒィヒィ言っています。

 

当然、弊社だけでなく他社のMRに訊いても同じような状況だとか。

 

全く奇妙な話です。(汗)

 

2021年も製薬会社によるWEB講演会の乱立は止まらない!?MR目線での苦悩を語ってみる!

 

さて、そんなWEB講演会ですが、本日面談した先生(医師)から色々な本音を聞く機会がありました。

 

良くも悪くもトレンド化したWEB講演会ですが、現場の医者はどのように捉えているのか?

 

正味な話、MRとして耳の痛い話もありましたが、だからこそ参考になった部分も大きかったです。

 

あくまで一例ですが、やはり先生本人による話はリアリティがあります。(汗)

 

そこで、本日はそんな医者から頂戴した貴重な(?)の意見について、記事にしてみようと思います。

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WEB講演会に辟易している医者は多い!?


WEB講演会について色々な意見を教えてくれた先生について、取りあえずこの場ではA先生と書かせていただきます。

 

では、早速ですが結論です。

 

A先生はWEB講演会そのものに辟易していました!(汗)

 

ついでに言うと、A先生の部下・後輩にあたる先生方も同じような意見だそうです。(汗)

 

ヒサシが思い切ってA先生に『本音』を尋ねてみたら、案の定だった…という感じですね。

 

そんなA先生ですが、こんな感じのお医者さんです。

 

・男性

・基幹病院の部長

・専門は某内科系

・年齢は50代

・性格は温厚

・元々、WEB講演会そのものは嫌いじゃない

・MR同席でWEB視聴をしてくれる

 

ご覧の通り、MRにとっては大変ありがたい存在です。(汗)

 

コロナがあまり流行っていない地域なので、A先生はMR訪問にも寛容です。

 

ウチの会社ではWEB講演会の視聴率もトレースされているので、A先生によって助けられた場面は何度もあります。

 

しかも、A先生は優しい医者であり、あまりMRを苛めるようなタイプではないです。

 

そんなA先生ですが、最近はさすがにWEB講演会の視聴や上映会を頼みすぎだよな…と罪悪感が募るようになってきました。

 

そこで、A先生との面談時に『本音』を尋ねてみた…というワケです。


ヒサシ『ところで先生…WEB講演会についてお尋ねしたいことがあるのですが…』
A先生『ん?何?』
ヒサシ『先生は製薬会社によるWEB講演会の開催状況について、どう思いますか?』
A先生『どう思う…とは?』
ヒサシ『例えば、WEB講演会の数が多過ぎるですとか、興味のない講演テーマが多いですとか…』
A先生『うーん、そうだなぁ…』
ヒサシ『何でもかんでもA先生にご案内しても、逆に先生にとってはご迷惑かと思いまして。』
A先生『……………』
ヒサシ『せっかくの機会なので、率直なご意見を聞かせていただけないでしょうか?』
A先生『そう?じゃあ、教えてあげるよ』

ここから、ヒサシにとっては耳の痛い話が始まるのでした。(汗)

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A先生による本音と苦言


A先生によると製薬会社が開催しているWEB講演会について、不満点は大きく3点あるとのことでした。

 

その内訳がこちらです。


1.WEB講演会の数が多過ぎる(MRから案内を受けるだけで疲れる)
2.講演会の時間が長いことによる拘束が辛い
3.演題と講演内容が違い過ぎることがある

A先生は決してWEB講演会を嫌っているワケではないのですが、コロナ禍以降、さすがに辟易するようになったと言っていました。

 

確かに1~3について常日頃から繰り返されているようでは、WEB講演会についてウンザリするのも理解できます。

 

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.WEB講演会の数が多過ぎる(MRから案内を受けるだけで疲れる)

A先生はその診療科における説明会などの窓口もやっている立場上、WEB講演会(特にMR同席視聴)についても話を振られる機会が多い先生です。

 

そんなA先生ですが、ここ最近の面談内容は8割~9割がWEB講演会の視聴依頼だったそうです。

 

ヒサシを含めて、どこの製薬会社のMRも言うことは大抵同じらしい。

 

WEBを視聴してください!!

 

あるいは、

 

弁当を用意するのでWEB上映の場をセッティングさせてください!

 

…みたいな依頼が多いのだとか。(汗)

 

そして、そういった案内を受ける度に『またか…』と思うそうです。

 

むしろ製薬会社ではWEB講演会を沢山やらないとダメな理由でもあるの?と逆質問されました。(汗)

 

はて、何と答えれば良いのやら…。

 

コロナ禍では製薬会社からの情報提供手段が限られていることから、各社ともにWEB講演会を活用しているのです!

 

…という事実は伝えましたが、A先生としては釈然としていない様子でした。

 

ちなみに、同じ日にWEB講演会の予定が3~4社くらいで被ることも珍しくないらしく、そういったとき、A先生は講演時間や演題などを踏まえて判断するそうです。

 

ただ、A先生は講演時間や演題を鵜吞みにするのも良くないと言っていました。

 

その理由はこれから書かせていただきます。

2.講演会の時間が長いことによる拘束が辛い

A先生曰くWEB視聴によって1時間以上も拘束されるのはキツいとのことでした。

 

仕事が忙しいという以前に、ただ単純に疲れるらしいです。

 

確かに、1時間って意外と長いです。

 

先生方を呼んで上映会とかをやるとき、MRとして部屋の隅で座っているだけでも、個人的に1時間って長く感じられますからね。

 

ましてや医者は忙しい職業ですから、拘束時間が長いと余計に堪えるのでしょうね。

 

さらに最悪なのが、1時間の講演会が1時間10分とか、あるいは1時間20分くらい掛かってしまったときです。

 

(※質疑応答の関係で多少時間をオーバーすることはあるが、そんなこと医者には関係ない。)

 

リアルの講演会ならともかく、WEB講演会でコレをやられると相当苛々するらしいです。

 

とにかく、医者目線だと早く終わってくれよ~と思うみたいですね。

 

あるいはおいおい、1時間で終わるんじゃなかったの?とも思うとか。(汗)

 

さらに、1時間以上ともなると、集中力が途切れて講演内容が頭に入ってこなくなるそうです。

 

さらにさらに、上映会とかだとMRが傍にいる手前、トイレのために席を立つのも躊躇ってしまうとか…。

 

まさに、WEB講演会に対する苦言です。(汗)

 

この話を聞いていて、私はA先生に対して本当に申し訳ない気持ちになりました。

 

それと同時に、医者とて人間であり、体力や集中力には限界があるということを改めて認識させられました。

 

実は少し前にA先生とWEBを同席視聴したとき、まさにこのパターンだったので、私は速攻でA先生にお詫びしました。

 

ちなみにA先生個人としては、30分~40分くらいの講演会なら丁度良いとも言っていました。

 

WEB講演会とは、大抵が夕方以降の時間帯に行われます。

 

疲労が溜まる夕方の時間帯においては、30分~40分くらいの講演会が良いと思う医者もいるということですね。

 

次回から、A先生には1時間オーバーのWEB講演会は極力案内しないようにします。(汗)

3.演題と講演内容が違い過ぎることがある

これはMR目線でも実感することが多々あります。

 

その道のプロである医者目線では尚更、感じやすいポイントなのでしょうね。

 

例えばですが○○の最新治療みたいな演題にも関わらず、どこかで聞いたことがあるような話の焼き増しだったりとかだと、視聴する医者側としては残念な気持ちになるそうです。

 

そこに加えて、先ほどの書いたように講演時間が長かったりすると、それはもう心底ウンザリするそうです。

 

またもや、WEB講演会に対する苦言を頂戴してしまいました。(汗)

 

A先生は優しいタイプの医者なのでハッキリとは言いませんでしたが、この手のWEB講演会には嫌気が差している匂いが漂っていましたからね…。

 

正直言って、WEB講演会って蓋を開けてみないと中身が分からないことも多いですよね。

 

演者がKOLである場合でも、会社がKOLのことをコントロール出来ていなかったりとかしますし。

 

こういった演題と中身の乖離が激しい事例が続くことによって、A先生はWEB講演会の視聴に辟易するようになったそうです。

まとめ:製薬会社のWEB講演会によって医者は苦しんでいる…かも!?


今回はA先生から聞き取った内容を記事にしてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

A先生から頂戴した数々の苦言が、今でも私の心に突き刺さっています。(汗)

 

コロナ禍の弊害、製薬会社のエゴ、MRとしての至らなさ、その他諸々のことについて実感させられました。

 

さて、これからはMRとして、どうしたもんですかね…。

 

きっとA先生と同じように、WEB講演会そのものに辟易している医者って多いと思うんですよね。

 

私自身もWEB講演会の案内状とかを郵送するときに、

 

こんなに大量の案内状を送りつけられたら、○○先生は嫌がるんじゃないかな…?

 

…だとか、

 

この演題じゃあ、○○先生はあまり興味を持ってくれないかな…?

 

…だとか、何かと葛藤しながら案内作業をしています。

 

やっぱりWEB講演会って、製薬会社が思っているほど、現場の先生方には歓迎されていないのでしょうね。

 

本社の偉い人たちはこのWEBは良い企画だ!なんてことをよく言います。

 

ですが、実際にはそうでもない…ということを再認識しました。

 

WEB講演会が良い企画かどうかを判断するのは、製薬会社の人間ではなく、視聴する医療従事者(特に医者)ですからね。

 

MRとして、WEB講演会の案内は義務だと思っています。

 

ですが、ここまでWEBの数が多くて、しかも講演の中身が担保できないようなら、無理して先生方に案内しなくても良いのでは…なんて気持ちも最近は湧いてきました。

 

視聴率のトレースと、それに伴う会議等での吊し上げは確かにイヤです。

 

しかし、取引先の医者に不快な思いをさせるのも同じくらいイヤです。

 

去年(2020年)もWEB講演会について色々と思うことはありましたが、コロナ禍が収まらない以上、今年はさらに色々な試練がありそうです。(汗)

 

コロナ禍でのWEB講演会について医者はどう思っているのか?

コロナ禍の影響があるのに講演会?会社からの指示に辟易しているMRは多い!

 

何事もバランスが大事かとは思いますが、取りあえず、闇雲にWEB講演会の案内をすることは一旦止めようと思います。(汗)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!



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