MR認定試験の新規受験者が1660人だけ!?新卒MRの人数減少が止まらない!

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

2019年のMR認定試験がようやく終わりました。

受験者の皆さん、本当にお疲れさまでした!

さて、そんな傍らで業界誌の中では早速、MR試験の受験者数が報じられています。

MR認定試験 受験申請者数は2174人 過去最低を更新

何と、今年の受験者数は2174人だけでした。

メチャクチャ少ないですね…。

ついにここまで来たか…と思わされる少なさです。

これはまさに新卒MRが減っている何よりの証拠です。

業界内でMRの早期退職(リストラ)が増える一方で、新卒MRの人数は徐々に減ってきている。

この類の記事を書く度に思うことですが、本当に寂しい時代になったなぁと思います。

そこで、本日は新卒MRの人数について感じたことを書いてみました。




新卒MRの減少が止まらない!


記事の冒頭で書いた通り、今年のMR認定試験の受験者は2174人でした。

その中で再受験者514人新規受験者1660人です。

そして、新規受験者とは大半が新卒MRです。

製薬会社は何十社もあるのに、ついに新規受験者が2000人を割り込んでしまった。

昔の医薬品業界のことを考えると、まさに異常事態とも呼べる数字です。

ここ数年、私自身が現場を回っている中でも『今年は新人MRを見かけないな~』と思うことが増えてきました。

この業界は夏~秋くらいになると新人MRがOJTで先輩MRと同行している姿をチラホラ見かけるのですが、今年は去年以上に新人MRを見かけていない気がします。

これは私の気のせいなのでしょうか?

そこで、せっかくの機会なのでMR認定センターのホームページに載っている2010年以降の『MR認定試験の新規受験者数』について調べてみました。


出典:公益財団法人MR認定センター

・2019年: 1660人(過去最少)

・2018年: 2018人

・2017年: 2437人

・2016年: 2582人

・2015年: 3202人

・2014年: 4449人

・2013年: 4268人

・2012年: 4413人

・2011年: 4916人

・2010年: 4185人

さらに、上記の人数をグラフにしたものがこちらです。


こうやって見てみると、昔は新規受験者が4000人以上もいたのですね。

そのことを考えると、2019年の新規受験者はピーク時の半分以下ということになります。

まさに、新規受験者の右肩下がり具合が医薬品業界の移り変わりを表しています。

何とも寂しいデータです。

このブログを立ち上げて以降、私はMRの減少についての記事をいくつか書いてきました。

もはや驚きやしませんが、MR減少は時代の流れなのだということを再確認させられました。

前代未聞!2018年度のMR数が過去最大の減少幅を記録!

2019年度の新卒MR減少について思うこと

新卒でMRになることは難しい!?


下の記事でも触れていますが、現在はMRという職種自体が狭き門になってきています。

武田薬品が新卒MRの採用基準に英語力を取り入れたぞ!この狙いは何なのか?

武田薬品のように就活時の選考で英語力を測るような製薬会社は多くありません。

しかし、今後は武田薬品に倣って英語力を必須とする製薬会社が現れる可能性はあります。

あるいは、さらに別の能力・資格を学生に求める製薬会社が出てくるかも知れません。

就活生のときにMRの選考を受けて落ちまくった私がこう言うのは妙ですが、今後は新卒でMRになることはより一層難しくなるでしょう。

製薬会社は売上額・利益額が伸びない苦境に陥っている。

よって、コスト削減のためにMRを減らしている。

しかし、会社としては一定数のMRは必要だし、同時に組織の若返りも図りたい。

だから新卒でMRを採用したいけど、大量に採用するほどの余裕はない。

では、MR枠に応募してきた学生の中から本当に良い人材だけを厳選して採用しよう。

このような理由で、就活におけるMR(製薬会社)の選考が難関化しているのです。

言い換えれば、このような状況の中で新卒MRとして製薬会社に入社できた人は相当優秀なのではないでしようか?

他の学生と比べて、アドバンテージが多い学生でなければMRの選考をパスできないはずです。

そのアドバンテージが英語力なのか、学歴なのか、その他の能力なのかは分かりませんが、このご時世にMRとして内定・入社できた人はきっと何かに秀でているはずです。

私が働いている会社は新卒MRを採らない方針なのですが、機会があれば新卒MRと直に接して話をしてみたいものです。

まとめ:新卒MRは今後も減っていくだろう


この記事を書くにあたって過去のMR認定試験の受験人数を調べてみましたが、 自分が思っている以上の減少傾向で驚きました。

そして、この減少傾向が今後も続いていくことは間違いありません。

この様子だと、2020年の新規受験者は1500人以下になると思います。

個人的には、今の状況について寂しさを感じています。

私としては、医薬品業界に新卒の若い人が入ってきてほしいのです。

医薬品業界そのものに多くの若い人間が人ってくることで、新しい風が吹く。

現場(病院や薬局)の営業活動にも活気が出る。

でも、そんな活気の源にあるであろう20代のフレッシュ人材は中々入ってこない。

こんな現状について歯がゆく思います。

このような年寄り臭い(?)ことを考えるようになるとは、自分も30代として板についてきたなぁと思う今日この頃です。

でも、もしこの記事を読んでいる新卒MR、または就活生の読者さんがいたら、是非とも MRとしての生活を謳歌してほしいです。

MRは年収が高めで、休みも取りやすい。

仕事の中で嫌なことはもちろんありますが、待遇面がこんなに恵まれている職業は中々ないと思います。

公私の両方でMRとして経験できることを目一杯体験してみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





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