第一三共のMRがコロナに感染したか…製薬会社にとって黄色信号か?

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

本日のミクスオンラインに第一三共のMRが新型コロナウイルスに感染したとの記事が載りました。

第一三共 富山営業所のMRが新型コロナウイルスに感染

この記事の内容が本当なら、このMRは運悪く入院中にウイルス感染してしまったということになります。

他人事とは思えない恐ろしい話です。

先日、医薬品卸のスズケンでも感染者が出たことについて記事を書いたばかりですが、いよいよ製薬会社(MR)も安心できない状況になってきましたね。

いくら医療機関への訪問を自粛し、テレワーク化を推進しても感染リスクはゼロにはならない。

そういった医薬品業界におけるエビデンスが残念ながら1つ増えてしまいました。

そこで、今日はMRのコロナ感染について個人的に思ったことを書いてみました。




第一三共のMRは不運だった言う他ない


ミクスオンラインの記事によると、第一三共MRは怪我での入院中にコロナ感染してしまった可能性が高そうです。

入院先で医療関係者がコロナ陽性だったことから、このMRはPCR検査をしたみたいです。

その結果が陽性だった。

もしかしたらMRが入院する前から陽性だった可能性もゼロではないでしょうが、ミクスの記事を見る限りでは、その可能性は低いと思います。

その前提で考えると、MR本人からしたらショックだったのではないでしょうか。

いくら自分が感染しないように気を付けていても、病院内でウイルスが広まっていたとしたらどうしようもない。

ある意味、不可抗力とも言えます。

そう考えると、このMRに落ち度はないワケです。

しかも、このMRは現在も入院中です。

心身共に弱っている状況でコロナに感染したという事実は堪えるのではないでしょうか。

コロナに感染しただけで不当な差別を受けたりする…なんて話もチラホラ聞きますし、今後の不安は絶えないでしょう。

もし自分が同じ立場だったら…と思うと恐ろしくなります。

まさに不運としか言えません…。

病院は『3密』の最前線?


コロナ感染が騒がれるようになってから『3密』という言葉が毎日のようにニュースで報道されています。

3密とは下記の内容です。


1.密閉空間(換気の悪い密閉空間)

2.密集場所(多くの人が密集している)

3.密接場面(近距離での会話や発声が行われる)


ご覧の通り、人間が生活していると多かれ少なかれ発生してしまう状況です。

つまり、『3密』とは減らすことはできてもゼロには出来ないワケです。

そして、病院は『3密』を減らすことが難しい場所でもあります。

病室は『密閉』された空間であり、換気しようにも限界がある。

更衣室や会議室に人が『密集』する場合もある。

患者と医療従事者、そして医療従事者同士で『密接』なコミュニケーションをしている。

このような要素を減らすには限界があるはずです。

加えて、病院とは『病人』が集まる場所です。

つまり、外部からコロナ感染の疑いがある患者が集まってくるリスクもある。

第一三共MRがコロナ感染してしまった背景には、病院という特殊な環境も影響している気がしてなりません。

ついでに言うと、そんな環境に出入りしているMRは感染リスクを負っているということになります。

しかも、MRは医療機関をあちこち回る仕事をしている職種です。

医療機関側から見れば、ウイルスの媒介人のように見えなくもない。

こんな状況下でMRに外勤させるのは得策ではない。

だからこそ製薬会社はMRにテレワーク化を徹底させている…という事情は理解できます。

従業員を感染リスクから守り、同時に医療機関への感染リスクを下げる。

でも、製薬会社がテレワーク化に舵を切った理由ってそれだけですかね?

上司は自分の部下からコロナ感染者を出したくない


製薬会社に限った話ではないでしょうが、自分の身内からコロナ感染者が出てくることを怖がっている風潮がありますよね。

ちなみに、私の上司は部下に対して『絶対にコロナに感染するなよ!』と言っています。

それって何でなのかな?

…ということを最近はよく考えます。

これは、凄く悪い言い方をするなら保身のためなのだと思います。

ウチの部下にコロナ感染者はいない!

ウチの部署にコロナ感染者はいない!

ウチの会社にコロナ感染者はいない!

こういったことを常にアピールしていないと世間体が宜しくない…ということなのかなと思っています。

ニュースでも『コロナ感染者』というだけで不当な差別を受けている人間がいることについて報道されていますよね。

しかも、感染者本人だけでなく濃厚接触した人間まで差別を受けたりしている。

出勤することを禁じられたり、保育園に子供を預けられなかったり。

これがモラルに欠ける『差別』なのか、感染リスクを下げるための『区別』なのか、線引きは難しいところです。

…とはいえ、少なくとも差別(区別)された側としては良い気分ではないでしょう。

加えて、製薬会社は生命関連商品を扱っている手前、健康でクリーンなイメージを保ちたい。

そのプレッシャーが上司(中間管理職)に伸し掛かっているように思えます。

では、もし自分の部下からコロナ感染者が出たら上司はどうなるか?

多分ですが、さらに上の上司から『部下の管理ができていなかったのでは?』などと詰められるでしょう。

こんな事情があるからこそ、上司は自分の部下からコロナ感染者を出したくない。

責任を追及されたくないから、中間管理職である上司は末端の部下(MR)に辛く当たる。

自分でも凄く嫌な考え方だとは思います。

でも、上司が目に見えて会社からプレッシャーを掛けられているのが伝わってくるので、それはそれで気の毒だなぁと思ったりしています。

ある意味、縦社会の弊害ですね。

まとめ:今の日本に安全な場所なんてない


ミクスで報道された第一三共MRにように、不可抗力で感染してしまうことはこの先も十分に考えられます。

極端な話、近所のコンビニやスーパーに買い出しに行くだけでも感染リスクはあるわけです。

マスクをしていても体内にウイルスが入ってくるのを100%防げるわけじゃない。

目の粘膜から感染するという話も聞いています。

(どこまで本当か彩しいですが…)

そうでなくても、飛沫を通じて髪や服にウイルスが付着する可能性はある。

そのことに気付かず、屋内にウイルスが持ち込まれてしまう可能性もある。

こんなことを考えたらキリが無いですが、要はウイルスなんてものは完全には防げないということですね。

ただ、私がMRとして個人的に怖いと思っているのは、

もし自分がコロナに感染したら会社からどんな扱いを受けるのか?

…という点です。

私に関しては、まず上司からの叱責は避けられそうにないです。

そして、さらにその後はどうなるか?

会社の評判を落としたとして責任を追及されるのか?

自己管理能力が不十分との理由でPIP候補者になるのか?

…などというマイナスなことばかり考えてしまいます。

流石にこれはマイナス思考過ぎるとも思う反面、製薬会社のエグい側面も知っているだけに、あながち可能性がゼロとも言い切れません。

とにかく、自分と家族を守るためにもコロナには注意して生活していくしかないですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。





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