Pr.JOYの有料化で製薬会社に波紋!今後のMR活動への影響はどうなる!?

(※2021年3月に本記事を追記・修正しています。)

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

Pr.JOYの有料化によって業界内がザワついていますね。

Pr.JOYとは?

・Dr.JOY株式会社が提供しているサービスの一種であり、医療機関と取引企業(製薬会社など)との間で、アポイント調整・メッセージのやり取りなどができるシステムです。

・Pr.JOYの読み方は『パートナージョイ』です。

・MRによっては『ピーアールジョイ』または、シンプルに『ジョイ』と呼ぶ人もいます。

新型コロナウイルスの影響でPr.JOYを導入した病院が増えたこともあり、MRにとっては今まで以上に身近なツールになりました。

さて、そんなPr.JOYですが、我々MRは今まで無料で利用していました。

しかし、Dr.JOY株式会社の方針により、今まで無料だったものが有料になるワケです。

当然、製薬会社としては歓迎できない事態です。

カネを支払わずに済むなら、支払いたくない。

会社としては当たり前の考え方です。

しかし、現場のMRにとってはそう簡単な話ではありません。

極端なことを言えば、Pr.JOYを使えなくなることによって困るMRは少なからずいます。

かくいう私も、そんな困るMRの1人です。

そんなMR側の事情を考慮しれか、少し前にウチの社内ではPr.JOYの継続使用を希望するか?みたいなアンケートが行われました。

結論しては、ウチの社内ではPr.JOYを継続使用したい(=Pr.JOYを使えないと困る)という意見が多かったみたいです。

しかし、製薬会社によっては既にPr.JOYは今後使用しない(=カネを払わない)という意思表示をしているとか…。

とにかく、MRだけでなく製薬会社の上層部をも巻き込んで、色々な意味で波紋を呼んでいます。

MRの人数によって支払う単価も異なるし、そもそも会社としてPr.JOYの継続使用するべきか否か?

最終的な決定権は会社にあるのですが、本日はこのPr.JOY有料化について、一介のMRとして感じていることを記事にしてみました。

Pr.JOYとの関わり方について悩んでいる人がいたら、参考にしてもらえると嬉しいです。

(※時系列に沿って追記していますので、目次から読みたい箇所へのジャンプを推奨しています!)




MR同士でも意見が分かれるPr.JOYへの考え方


あくまで弊社の場合なんですが、Pr.JOY継続への意見は大まかに2パターンです。

既にPr.JOY先を多く担当しているMRは継続使用を希望している

②Pr.JOY先を担当していない、またはPr.JOYを使わずとも仕事を回せるMRは継続使用に関心なし

いかがでしょうか?

弊社の場合は病院市場メインの薬剤を扱っているので、必然的にPr.JOY導入済みの病院も多く担当することになります。

ただ、Pr.JOYってエリアごとに導入の濃淡があるんですよね。

私はPr.JOY先を10軒以上も担当しているのですが、対照的にPr.JOY先を1軒も担当していないMRも存在します。

こういったエリア事情のせいか、Pr.JOYへの意見は社内でも割れている印象です。

ただ、Pr.JOYに関心がないMRであっても、Pr.JOYを頭ごなしに否定している…という感じでもないです。

今はPr.JOYを導入していない施設であっても、将来Pr.JOYを導入する可能性はあるワケですからね。

その辺りも考慮すると、弊社のMRの場合はPr.JOY継続使用派が主流って感じです。

まあ、会社が最終的にどのような判断をするかは不明ですけどね…。

ヒサシ個人としてはPr.JOYを使えないと困る!


これまた個人的な意見ですが、私はPr.JOYを今後も使用していきたい派です。

…と言うより、Pr.JOYを使わないと仕事を回せないのです。

先ほど担当エリア内にPr.JOY先が10軒以上あると書きましたが、Pr.JOYを使えなくなったとしたら、この10軒以上への営業活動には間違いなく支障が出ます。

アポイントの申請だったり、病院からの訪問規制状況について連絡を受けたりなど、Pr.JOYの恩恵を受けている場面って結構あります。

そもそも、病院側からアポイント取得は必ずPr.JOYを通じて行うように!…と、キツく言われている施設もありますし。(汗)

それに、私はアポイントの申請だけでなく、Pr.JOYのメッセージ機能(LINEみたいな画面のやつ)も結構使っています。

コロナ禍以降、MR界隈でもリモート営業が流行っているこのご時世、メッセージ機能はメチャクチャ重宝しています。

極端な話、全ての医師・薬剤師・看護師などのメールアドレスを万遍なく知っていれば、Pr.JOYのメッセージ機能に頼らずとも済みます。

しかし、現実はそうではない。

…というワケで、メールの代替手段としてPr.JOYのメッセージ機能を使っている今日この頃ですが、このメッセージ機能って凄いポテンシャルがあるんですよね。

まず、既読かどうか分かるし、薬剤の資料などもメッセージに添付できる。

過去のやり取りについても履歴が残っているので、後から確認したいときに楽ですし。

WEB講演会の案内状をメッセージ機能で送信するなんて仕事はしょっちゅうやっています。

まあ、こちらから送ったメッセージを既読スルーされることも割とありますけどね…。

Pr.JOYでのアポイント申請を既読スルーする医者・薬剤師たちについて思うこと

何だかんだ言って、このメッセージ機能って使いこなせると便利なんですよね。

私は使える仕組みは何でも使うべきと考えています。

電話・メール・オンライン面談などはもちろん大切ですが、Pr.JOYのメッセージ機能も立派なリモート営業手段だと思うワケです。

つまり、Pr.JOYを使えないと貴重なリモート営業手段を1つ失うことになるワケですから、個人的にはPr.JOYを今後も使えるようにしてほしいです。

だだ、バーチャル医局の機能だけは全然要らないです!!

個人的な意見ですが、バーチャル医局の機能を使って恩恵を感じたことは一度もありません。

そもそも、バーチャル医局に医師が来ないですからね。(汗)

医師からも割と好評(?)なPr.JOY


少し前、私が担当している病院にて、とある部長の先生からPr.JOYについてこんな意見を貰いました。

その先生の意見をまとめると、大体こんな感じです。


MRから直接メールされると受信BOXがパンク状態になるので、アポイント関係のやり取りは全てJOYに集約している。
自分自身でアポイント管理するより、JOYでのアポイント管理の方が楽で良い。
MR絡みの予定について可視化し、スケジュールを整理することが出来る。

JOYでのアポイント管理がどのくらい楽なのかは謎ですが、こんな風な意見を持っている医師がいるのも事実です。

やっぱり、直接メールされることを煙たがる先生っていますよね。

MRからメールされること自体がイヤという先生もいれば、MRからのメールによって受信BOXがパンク状態になることをイヤがる先生もいます。

私は以前、WEB講演会の案内をメールで行ったところ、クレームを貰ってしまったことがありました。

医者へのWEB講演会の案内をメールで行ったらクレームをもらった話

これも元を辿れば、メールBOXのパンク状態で医師がメールを見落とした(=メールを捌ききれない)ことが原因でした。

このように、医師のメールBOXは私たちがMRが思っている以上に大量のメールが届いている状態です。

こういった状況では、医師目線だと自分でメールを見てアポイント管理するよりも、Pr.JOYの画面でアポイントを一元管理する方が余程楽なのでしょうね。(汗)

ある意味、コロナ禍でのメール過剰状態によって、医師側がPr.JOYの良さに気付いた部分もあるのかも知れませんね。

憎たらしいほど上手いPr.JOYのビジネス


先ほど、Pr.JOYが使えないと困るという意見をMRの立場から述べました。

ですが、今にして考えてみると、

まさに、これこそがPr.JOYというシステムの狙いだったのでは?

…なんて思ったりしています。

Pr.JOYの何が凄いかって、競合するシステムが無いという点です。

(※私が知らないだけで、もしかしたらPr.JOYと同じようなアポイント管理システムがあるかも知れないけど。)

Pr.JOYの導入施設って、ここ数年で一気に増えた印象があります。

そして極めつけに、2020年以降のコロナ禍によって病院側とMR側とのコミュニケーションが絶たれ、その穴埋めと言わんばかりにPr.JOYを導入⇒使用する施設が増えた気がします。

実際、私の担当エリアでは2020年だけでPr.JOYの導入先が4軒も増えました。

そう言えば、2020年の後半くらいにMRはKeyコードなしで担当施設を追加(登録)できる仕様に変更されましたよね。

2020年以前は、病院から『Keyコード』と呼ばれるパスワードのようなものを教えてもらう必要がありました。

そのKeyコードをPr.JOY画面でMRが入力することで、病院関係者(医師など)にアポイント申請などが可能になる仕組みだったのです。

あのときはPr.JOYってコロナ禍でメチャクチャ勢力を拡大しているな~なんて思っていましたが、それさえも今回の有料化のための布石だったように思えます。

繰り返しになりますが、もし今Pr.JOYを使えなくなったとしたら、私の仕事には間違いなく支障が出ます。

もはやPr.JOYが使えないような状況なんてあり得ない。

こんな風にMRに思わせた時点で、Pr.JOYというビジネスの勝ちです。

もうね、憎たらしいくらい上手くやったなぁ~とさえ思えます。

私はDr.JOY株式会社の回し者でも何でもないですが、このビジネスには恐れ入りましたよ。

有料化という事実を突きつけられて、ようやく私はPr.JOYの凄さと恐ろしさを痛感しました。

正味な話、製薬会社の足元を見てカネを吐き出させるようなPr.JOYビジネスのやり方は好きじゃないです。

競合システムが存在しないのを良いことに、殿様商売をするようなものですからね。

しかし…しかしです。

ぶっちゃけた話、

Pr.JOYがイヤなら辞めれば?

別にウチ(Dr.JOY株式会社)は止めないよ!

…みたいな感じの状況ですよね。

この先、たぶん会社としてPr.JOYを継続使用しないところも出てくるんでしょうけど、もしそうなっても、Pr.JOY側は特にダメージなしですからね。

カネを払ってくれる製薬会社から、MRの数だけカネを吐き出させる。

強気というか、尊大というか、まさにPr.JOYが病院市場に浸透しているからこそ出来る芸当ですよね。

本当に上手いことやりましたね…。

法人プランor個人プラン…だと!?


2月8日(月)、ついにPr.JOY経由で3月1日からPr.JOYが有料化されますよ!的な公式(?)メッセージがMRのもとに届きました。

そこで、ちょっと簡単にPr.JOYからの届いたメッセージ内容をまとめてみました。

・Pr.JOY有料化によって『法人プラン』または『個人プラン』の2種類の中から選択する必要あり

・法人プランの申込〆切は2月19日まで

・正式に法人プラン申込済みの製薬会社は2月4日の時点で35社ある

あの~、〆切までの猶予が短くね?

この連絡内容を見たヒサシとしては、随分と急かすな~というのが正直な感想です。

大体、有料化には法人プラン・個人プランの2種類があること自体、今回が初耳です。

(本社の人たちは、以前から具体的なプラン内容について知らされていたみたいだけど。)

…というワケで、本社にいる仲が良い人に色々と情報を教えてもらいました。

どうやら、法人プランなら団体割引みたいなものが存在するようですね。

一方で、個人プランだと割引ナシ。

じゃあ、会社ぐるみで法人プランに加入するべきかというと、そう簡単な話でもない。

先ほど書いた通り、私のようにPr.JOY先を10軒以上も担当しているMRもいれば、Pr.JOY先がゼロのMRだっているのです。

このように、現場には色々な立場のMRが混在しているのです。

ウチの会社だけでなく、他社も同じような状況かと思います。

今頃はどこの製薬会社も、Pr.JOYの継続利用について議論しているかと思いますが…

ちょっと気になったのが、Pr.JOYからのメッセージに載っていた法人プランを活用する製薬会社は既に計35社あるという一文です。

ちょっと穿った見方かも知れませんが、

もう35社が法人プランに申込みしているんだよ!?

だから、他の製薬会社も法人プランに申込んでおいた方が良いですよ!

…みたいなニュアンスを含んでいるような気がします。

何と言うか、よくもまあ、ここまで強気なメッセージを送ってきたな~という印象を受けています。

もしMRだったら、強気な文章を医者や薬剤師に送ること自体無い(=反感を買わないようにする)ので、ことさら新鮮に思えてなりません。(汗)

もちろん、悪い意味でですが…。(汗)

プラン云々などは抜きにして、間違いなく有益化できる絶対的な自信の表れなのでしょうか?

ただ1つ言えることは、こういった文章を見せられて、個人的には決して良い気分ではない…ということです。

急にこういったメッセージがPr.JOYから届いたものだから、私も同僚のMRたちも少しばかり混乱気味です。

Pr.JOYの使用可否がMR格差を生み出す!?


例えばですが、同じ領域で競争している製薬会社のA社とB社があるとします。

もしA社はPr.JOYの使用を継続し、B社はPr.JOYの使用を止めることになったらどうなるでしょうか?

当然、B社としてはPr.JOY導入先からのタイムリーな連絡を受けることが出来なくなります。

例えば、訪問ルールの変更だとか、薬審の運用だとか、協賛の依頼だとか、Pr.JOY経由でMRに届けられる情報は沢山あるわけです。

そういった情報を入手しにくくなる時点で、B社のMRは相対的に不利な立場になりますよね。

情報力という意味では、A社のMRよりも間違いなく不利な状況へと追い込まれます。

アポイントの申請&取得にしたって、少なくともB社のMRにとってはやりにくい環境になるはずです。

同じ領域でバリバリ争っている製薬会社同士の場合、この差は案外大きいのではないでしょうか?

MR個人の努力次第では、この情報力の差を埋めること自体は可能かと思います。

例えばですが、訪問ルールの変更については病院の人間に訊くか、あるいは競合していない他社MRから情報を仕入れれば良い。

しかし、そういった努力をしないで済むのなら、それに越したことは無いはずです。

MRだって生身の人間ですし、1日の中で収集できる情報量には限度があります。

施設によって事情は異なりますが、Pr.JOYが医療機関⇔製薬会社の情報ツールとして機能している以上、この情報ルートを遮断されると困るMRは確実に存在します。

もしかすると、Pr.JOYの使用可否によっては、

各社のMRにおける情報格差を生み出すことになるのではないか?

…なんてことを最近は考えています。

ただ、こういった展開になって困るのは製薬会社(MR)だけでなく、医療機関側も同じはずなんですよね。

訪問ルールの変更などを一斉に通知したい場合、Pr.JOY経由で連絡できない製薬会社が複数あったら、医療機関にとっても別途連絡するなどの手間がかかるワケです。

こういった現実について、医療機関側はどう思っているんですかね…。

Pr.JOYのメッセージ機能にて連絡先交換が不可能になったぞ!(2月19日追記)


つい最近知ったのですが、Pr.JOYのメッセージ機能画面にて連絡先(メールアドレスなど)を交換できない仕様になっていることに気付きました。

ある先生とオンライン面談した際に、

今後はPr.JOY経由ではなく、互いに直接メールでやり取りしましょう。

…という話になったんですよね。

そこで、私のメールアドレスをPr.JOYのメッセージ画面で先生側に送り、さらに先生から私までメールを送ってもらう…という手はずでした。

しかし!!

なぜかこのメッセージ機能で連絡先を交換しようとすると、警告文のような一文が表示されるのです!

具体的には、

メッセージ機能での連絡先交換はダメです。

もし連絡先を記載してメッセージ送信したら、アカウントロックします。

…といった趣旨の警告文が表示されるのです。

(※実際には連絡先をメッセージに記載→送信すること自体は可能みたいだけど、もし実際にそれをやるとアカウントを凍結される可能性がある。)

少なくとも、2021年1月の時点では、メッセージ画面で他の先生と連絡先(メールアドレス)を交換しても全く問題ありませんでした。

(※実際、ヒサシは1月に数人の医師・薬剤師とPr.JOYのメッセージ画面にてアドレス交換を行っている。)

おそらくですが、これは2021年2月からの仕様変更と思われます。

十中八九、Pr.JOYの有料化が目前に迫ったからこその措置でしょうね。

MR側から医療従事者側に連絡先を伝えることが出来ず、医療従事者側からMR側へと連絡先を伝えることも出来ない。

ぶっちゃけ不便です!!

この仕様変更は先生にとっても予想外だったらしく、かなり面食らっていました。

(※結局、この先生とは電話にてメールアドレスを教えてもらったので結果オーライでした。とはいえ、口頭でのアドレス聞き取りは面倒でしたが…。)

事前に何のアナウンスもなく、いつの間にかこのような仕様に変わっていたのです。

流石に、今回の仕様変更には腹が立ちましたよ。

なぜ腹が立つのかというと、アカウント(病院側とやり取りできる権利・立場)を人質にされているような気がしてならないからです。


もし連絡先を交換したら、アカウントを凍結する(=Pr.JOYを使えなくする)からね!
でも、そうなったら医療従事者への連絡ができないからMRとして困るよね?
それが嫌だったら、今まで通りPr.JOYのメッセージ機能を使ってね!
連絡先を交換して、相手と直接やり取りするなんて妙なマネをしたらタダじゃおかないよ!

…というようなJOY側の意思表示に思えてなりません。(汗)

正味な話、メチャクチャ不愉快です。

私のようにPr.JOY先を多く担当しているMRにとって、アカウントロックだけは絶対に避けたい事態です。

既にPr.JOY経由で取れている医師・薬剤師とのアポイントは沢山あります。

Pr.JOY経由で薬審のヒアリングを行う予定もあります。

WEB講演会の案内は、Pr.JOYのメッセージ機能を使ってくれと言っている医師も複数います。

こんな状況でアカウントロックなんて食らったら、向こう1ヶ月くらいの仕事が壊滅状態になってしまいます。

だからこそ、リスクを負ってまでメッセージ機能を使って連絡先交換をするワケにはいかない。

悔しいですが、私は見事にPr.JOYの目論見にハマってしまったということです。

このように、Pr.JOYの策に屈してしまう私のようなMRは少数派なのかも知れません。

実際のところ、Pr.JOYによって仕事に支障が出ないMRにとっては、対岸の火事みたいな出来事です。

まあ、Pr.JOY先での連絡先の交換にしたって、電話なり手紙なりを活用すれば良い。

実際、先ほど書いた先生に関しては電話(口頭)でアドレス交換しましたからね。

頭(理屈)では分かっているんですよ。

しかし、オンライン面談直後にメッセージ機能を使ってアドレス交換すれば、スムーズにメールでのやり取りに移行できたことも事実なワケでして…

感情が付いてこないというか、未だに釈然としません。

ところで、なぜPr.JOYはこのような仕様変更を行ったのか?

個人的な予想ではありますが、これはMR(製薬会社)と医療機関によるJOY離れを防ぎたいという意図があってのことと推測しています。


Pr.JOYが有料化される前に、MR(製薬会社)と医療従事者が連絡先を交換したらどうなるか?
彼らが直接やり取りできる関係になってしまったら、Pr.JOYは不要となり、このシステムの価値が損なわれる。
もしそうなったら、有料化によって得られる収益が減ってしまう。
有料化の後であっても、MR(製薬会社)と医療従事者の連絡先交換が相次げば、Pr.JOYを止める先が増えていく可能性がある。
だったら、少なくともメッセージ機能での連絡先交換はできない仕様に変えておいた方が良さそうだ。
取りあえず、警告文の中でアカウントロックを仄めかしておけば、MR(製薬会社)や医療従事者への抑止力になるだろう。
では、2月以降はメッセージ機能を用いた連絡先交換を何としても封じ込めるぞ!
そうすることで、製薬会社・医療機関がJOYから離脱する可能性を減らし、有料化による収益を最大化するぞ!

ちょっと邪推かも知れませんが、Pr.JOYの考えとしては、大体こんなところではないでしょうか?

JOYもビジネスで商売していることは理解しますが、このやり方は些か悪辣じゃないですかね…

…と言うか、

いくら有料化が目前だからって、そこまでするか?

…って感じですよね。

正直、個人的には不愉快な気持ちで一杯です。

有料化で『JOY離れ』する製薬会社&病院が続出!?(3月1日追記)


いよいよ有料化を迎えたPr.JOYですが、ウチの会社では取りあえずPr.JOYを継続利用(法人プラン)することに決まりました。

(※ただし、上層部ではギリギリまでPr.JOY継続の必要性について揉めていたようですが…。)

その一方で、有料化に伴ってPr.JOY利用を止める製薬会社も多いみたいですね。

ついでに言うと、Dr.JOYとの契約をストップする病院も結構現れてきています。

この記事の前半で、ヒサシはPr.JOY導入先を10軒以上担当していると書きましたが…

既に1/3以上の病院がJOYからの離脱を表明しています。

既にDr.JOYを完全に止めた施設もあれば、後々Dr.JOYを止めると言っている施設まで、本当に様々です。

早速と言うべきか、

今後、薬剤部への連絡は以下のアドレス〇〇〇@×××までお願いします。

…なんて通達をしてきた病院もありますし。

有料化に伴って製薬会社がJOYから離脱するのは予想していましたが、病院側がここまで早急に離脱表明するのはちょっと意外でした。

しかも1軒や2軒ではなく、結構な軒数ときた。

まさにJOY離れとも呼ぶべき現象が起きています!!

やはり、病院側としてはJOYを介してやり取りできない製薬会社が複数ある時点で、JOYに価値を感じなくなってしまったのでしょうね。

JOY経由で病院から製薬会社宛に一斉連絡したとして、A社には伝わってもB社には伝わらない…という煩雑さがありますからね。

今までは便利なシステムだと思っていたけど、ここで一気に不便なシステムになってしまった。

なぜなら、製薬会社との連絡ツールとして機能しなくなってしまったから。

だったら、わざわざ不便なシステムを使う必要はない。

これこそ、病院におけるJOY離れの理由なのでしょう。

その他には噂ですが、

官公立の病院では、製薬会社にだけ、JOYの利用料金を払わせることを良しとしていない。

…といった話もチラホラ聞きます。

ご存知の通り、医療機関側はDr.JOYの機能を無料で利用できます。

一方で、製薬会社は課金を強いられているのが現在の状況です。

よって、第三者からは製薬会社にDr.JOYの利用料金を肩代わりさせているなどと見られかねないのも事実です。

院内で使用している連絡ツール(Dr.JOY)の料金について、製薬会社に負担させている…

実際にはそうじゃないにせよ、外部の第三者がそのような悪い印象を抱く事態は避けたい。

お堅い官公立の病院ならではというか、意味もなく疑われるようなことは避けたいという思惑が透けて見えます。

まあ、あくまでこれは噂話ですし、どこまで真実かは全く不明ですけどね。

それにしても…

JOY側としては、今の状況についてどう思っているんですかね…。

こういったJOY離れの現象すら、織り込み済みでビジネスを考えているのでしょうか。

JOY離れした製薬会社&病院が多少いたとしても、有料化によって十分旨味があるビジネスが成立すると思っているのでしょうか。

収益的なことはさておき、今回の一件で製薬会社のみならず、病院からの信用をも失くしつつある気がしてなりません。

一度失った信用は、そう簡単には取り戻せません。

この先、JOYがどういった動きをするのか気になるところです。

Pr.JOYのライトプランに関するアンケートが始まったが…(3月4日追記)


2021年3月4日(木)の早朝、JOYからアンケート依頼の連絡が各MRに届きました。

何でも、JOYは新しくライトプラン(案)というものを検討しているらしい。

つまり、新プランの準備のためにユーザー(特にMR)の要望を把握することが目的みたいです。

製薬会社(特にMR)からの猛反発を受けて、JOY側も相当ヤバいと思って方向転換したんですかね…。

あるいは、医療機関による急速なJOY離れが想定外だったことに起因しているのでしょうか?

ちなみに、アンケートの概要としては大体こんな感じです。

・アンケートはオンラインで実施

・回答期限は3/8(月)まで

・設問は合計で4問

・設問内容は以下の通り

①『Pr.JOYでやり取りしている施設の軒数』

②『ライトプランで必要だと思う機能』

③『月額いくらならPr.JOYを利用したいと思うか』

④『その他Pr.JOYへの意見』

このアンケート、色々と突っ込みどころはありますが…

何と言うか、急に製薬会社(MR)に対して下手に出てきた印象がありますね。

2月までの強気な姿勢はどこへ行ったのでしょうか。

製薬会社のみならず、医療機関からも顰蹙を買った影響で、社内で一悶着あったのでしょうか。

何と言っても、〆切日が3/8(月)に定められている辺りに、焦りのようなものが感じられます。

ところで、私自身はまだアンケートに回答していません。

…と言うより、回答する気が起きないのです。

今さら何なの?

…というのが正直なところです。

まず、ウチの会社については法人契約が済んだ時点でPr.JOYを継続利用できます。

よって、一介のMRが何を言ったところで、状況が変わるわけでもありません。

大体、今回のようなアンケートってMRではなく、製薬会社の本部に対して行うべきだと思うんですよね。

MR個人がPr.JOYの利用料を払っているワケじゃないし。

月額いくらならPr.JOYを使いたいと思うか?

…などと尋ねられても、どうせ会社が払うカネなんだから何とも言えません。

(※もちろん、安いに越したことはないと思いますけど。)

取りあえず、アンケートについては気が向いたら回答しようと思いますが…

正味のところ、私の同僚MRたちも私と同じようなことを言っています。

口の悪い先輩MRなんかは、

こんなアンケート、やるだけ時間の無駄だ!

…などと言っていましたからね。

MR界隈だと、こういったJOYのアンケート提案に対して、腹が立つのを通り越して、もはや呆れている人も散見されます。

しかも、ライトプラン云々の連絡は医療機関にも届いているみたいです。

このライトプランについて好意的に見ている医療機関って、果たしてどのくらいあるんですかね…?

個人的には甚だ疑問です。

現状を考えるに、製薬会社や医療機関によるJOY離れはもう止まらないと思うんですよね。

この記事の序盤~中盤にかけて、私はPr.JOYを使えなければ仕事に支障が出ると書きました。

それは紛れもない事実です。

しかし、JOYからの離脱表明をする医療機関が増えてきたことによって、以前ほどPr.JOYを継続したいとは思わなくなってきたのも事実です。

実際、JOYから離脱した施設では有料化直前のタイミングで、結構な人数の医師・薬剤師のメールアドレスなどを入手できましたからね。

確かに、Pr.JOYは情報ツールの一種として有用性アリだと思います。

ですが、それに代わる手段(メールなど)が確立されつつある今となっては、やはり以前ほどの価値は無いと考えています。

ただ、JOYとしては想定外の厳しい状況になってしまったことから、現状を打破するためにライトプランなるものを考案した…といったところでしょうか。

有料化において初動の評判が芳しくないことから、たとえ付け焼刃だとしても代案(ライトプラン)を出す必要に迫られた。

私個人としては、そんな印象があるんですよね。

果たして、このライトプランは吉と出るか、凶と出るか。

JOYという会社にとっても、まさに正念場といったところですね。

まとめ:たとえ有料でもPr.JOYを使わざるを得ない…のか!?


この先、カネを払ってでもPr.JOYを継続使用する製薬会社は間違いなく出てきます。

その製薬会社の数が10社なのか20社なのかは知りませんが、少なくともゼロではないでしょう。

まあ、武田薬品やアステラス製薬といった大手製薬会社がPr.JOYを使わないという表明をすれば、他の製薬会社も追随するかも知れませんが…。

その一方で、国内準大手の某製薬会社ではPr.JOYを今後使わないという方針だという話も聞いています。(あくまで噂ですけど)

ただ、少なくと弊社のような病院市場メインで活動している製薬会社は、今後もPr.JOY継続使用せざるを得ません。

むしろ、現場のMRとしてはPr.JOYを継続使用できないと大変困ります。

こういったMR(現場)の意見に対して、会社の偉い人たちはどう思っているのかは分かりません。

あくまでカネを払うのは会社であって、MR個人ではありませんからね。

リストラが横行しているこのご時世、製薬会社の経営陣としては無用なコストは抑えたいはずです。

Pr.JOYを使いたくない(=カネを払いたくない)会社と、Pr.JOYを使いたいMR。

果たして、どうなることやら…。

ただ、Pr.JOYを継続使用したいなどという意見は、私自身がカネを払うわけでないからこそ言える意見です。

もしもですが、Pr.JOYの継続使用と引き換えにMRの給料を減額するといった流れになったら、私はPr.JOYの継続使用に断固反対します。(汗)

自分でも身勝手な意見だなぁとは思いつつ、会社にはMR(現場)の意見を汲んで、Pr.JOYの継続使用を認めてほしいと祈っております。

そして2021年3月、弊社ではPr.JOYの継続利用が認められましたが、その一方で多くの製薬会社&病院がJOYを止めるという展開になってきました。

この一件で、今後のMR活動においてJOYが占める有用性が減ったのは事実です。

ある意味ですが、JOYとしては正念場なのかも知れませんね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!






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コメント

  1. しろのすけ より:

    はじめまして。某国内メーカーに勤務しております、しろのすけと申します。
    うちの会社では、『3月以降Pr.JOYの使用禁止(入退館システムのみ使用可)』の連絡が回ってきました。セキュリティ上の問題(Dr.とのやり取りが筒抜けですからね・・・。)、というのが主な理由ですが、今回の有料化が引き金となったことは間違いないでしょう。
    病院からの連絡がPr.JOYを通じて送られてくることも多く、アポ取りも困難となるので、現場としては非常に困っています。。。

    • ヒサシ より:

      コメントありがとうございます!
      御社ではPr.JOYが使用禁止とのことで決定したのですね…。
      正直、病院メインで活動しているMRにとってPr.JOYが使えなくなると仕事に支障が出ますよね。
      私もPr.JOY経由で病院からの連絡が頻繁に届くので、何だかんだ言ってPr.JOYを使えなくなったら困る側の人間です。
      取りあえず、弊社ではPr.JOYを継続使用する方向で話が進んでいるみたいですが、この先は果たしてどうなることやら…。
      事情はどうあれ、会社の決定には従わないといけないのがMRです。
      辛いところですよね…。