こんにちは、アラサーMRのヒサシです。
GW明けということで、どこの病院も混んでいますね。
混んでいる、ということは医師の先生方も忙しいということです。
そんなわけで、本日は完全アポイント制の基幹病院で80分も待たされた話です。
『待たされた』と言っても、相手にも都合というものがありますし、その先生に対して腹を立てているワケでもありません。
とはいえ、『待つ』というのも楽な仕事ではありません。
次の予定に差し支えるし、いつ先生が来るかも分からない状況で携帯をポチポチいじるわけにもいかない。
しかも今回の面会相手は講演会の演者であり、神経を尖らせていたせいか余計に疲れました。
今日はそんな私の待ち続けた80分について記事にしました。
なお、これ以降の文章では面会相手のことをH先生と書かせて頂きます。
H先生とはどんな医師なのか?
H先生は私が担当している基幹病院(700床ほど)における小児科の部長です。
人間的にも良い先生であり、弊社としては大変お世話になっている医師です。
ちなみに、H先生が所属している病院は完全アポイント制であり、必ず医局秘書に手紙で面会依頼するというルールがあります。
しかし、そういった訪問規制に囚われていると仕事を進めにくいので、H先生とはいつも直接メールでやり取りしてアポイントをもらっています。
そういう意味でも、H先生はMR側の事情を汲んで融通してくれる良い先生です。
そんなH先生には弊社の製品について、これまでに2回も演者として講演頂いています。
(※私は担当MRとして、H先生に演者として講演頂くようになるまでメチャクチャ頑張りました!)
先々月くらいから他のエリアにて5月下旬に開催する講演会の演者を依頼しており、今回で3回目の演者依頼です。
既に講演の承諾はもらっており、本日のアポイント内容は講演会当日の切符類を渡したり、細かな講演内容を打ち合わせすることが目的です。
律儀に時間を守る先生でもあり、アポイントの定刻に遅れるとしても、いつもは10分とか20分くらいのものです。
ですが、今回のアポイントはGW明けだったことが仇になっていしまいました。
GW明けで患者が多くH先生は凄まじく忙しかった
この病院での面会ルールでは、病院到着後は必ず医局にて秘書に面会を申し出ます。
これは、私のように医師と直接やり取りしてアポイントをもらったMRも同様です。
その後、医師が医局まで来るまでの間、MRは医局前の面談専用スペースで待ち続けます。
面談専用スペースには椅子と机があるので着席可能です。
当日のアポイント時間は12:00でしたので、私は11:55には医局にてH先生との面会を申し出ました。
しかし、H先生多忙のため、秘書さんからは
『しばらく面談スペースにて座ってお待ちください。』
の一言だけでした。
まあ、待つとしても10分か20分くらいだろうと思っていましたが、待てども待てどもH先生は現れない。
13:00になっても現れない。
待っている最中、秘書さんから、
『本当にH先生とアポイントの約束があるんですか?』
と疑われたりもしました。
そして、13:10頃にようやくH先生から秘書さんに連絡があったらしく、
秘書さん曰く、
『H先生からの伝言ですが、今はまだ手が離せないとのことで、あと10分ほど待てますか?』
とのこと。
もちろん待ちます!
…と二つ返事したものの、この時点で私は暇疲れしていました。
加えて、医局前のスペースということで各診療科の医師の出入りが激しく、MRとしては落ち着かないのです。
さて、そんなこんなで13:20頃、ようやくH先生が医局に来てくれました。
しかし、H先生は開口一番、
『ヒサシ君、ごめん!』
『連休明けで患者が多くて、まだ時間が掛かりそうなんだ!』
『あと20分くらい待ってもらえるかな?』
とのこと。
もちろんMRとしては断るわけにもいかず、二つ返事でOKしました。
そして、さらに待つこと約20分。
13:40頃にようやくH先生が戻ってきてくれて本題の講演会について打ち合わせをすることができました。
H先生曰く、
『GW中に休めなかった医師が今休みを取っている。』
『今日は休んでいる医師の分の仕事(診察)も自分がやっていて、ここまで遅くなってしまった。』
『本当に申し訳ない。』
とのこと。
H先生にここまで謝罪されたらMRとしては何も言えません。
むしろ、GW明けにアポイント日時を設定してしまった自分の選択をちょっと後悔しました。
気を取り直して講演会の打ち合わせを行い、面会が終了したのは14:00頃でした。
MRによって違う『待ち時間』の使い方
H先生を待っている間、12:00~13:00の60分くらいは、
自社製品のリーフレットを読んだり、
ガイドラインを読んで勉強したり、
講演会当日の段取りを確認したりしていました。
MRとしての勉強は大切ですし、面会内容の予習にもなりますからね。
でも、病院内でこういった真面目なことばかりをしていると結構疲れるのも事実です。
特に、今日はいつH先生が来るかも分からない状況だったのと、医局前のスペースということでピリピリしていましたし。
結局、13:00から13:40くらいまでの間はMRの仕事とは関係のない本を読んでいました。
最近は副業関係の読書にハマっていて、このときはブログやグーグルアドセンスについての本を読んでいました。
もちろん、医局に出入りする医師陣には気付かれないように、手帳などを上手く使ってカモフラージュしながら読みました。
こういうとき、読み物となるものがあると助かります。
ちなみにですが、私は病院内ではなるべく携帯電話には触らないようにしています。
電話は当然として、メールも極力控えています。
PCについては、面会中ならともかく、待ち時間のときは絶対に開きません。
以前、私が担当している他の病院にて、院内での携帯電話やPC使用に関して、MRがマナー違反していると指摘された経験があるからです。
病院でのMR訪問規制は、実はMRの自業自得である!と思った話
そうでなくても、
病院(取引先)の中で携帯電話やPCをいじりっ放しの営業マンってどうよ?
医師や患者から見て不快なのでは?
という疑念や違和感もありましたので、個人的には院内で携帯電話やPCを頻繁に触ることはマイナス要因なのかな?と考えています。
ただし、この辺りはMRでも考え方が分かれるところだと思います。
隙あらば携帯電話やPCを使ってガンガン内勤しているMRもいます。
MRとしてのマナー云々はともかく、効率的に仕事をするという意味では間違っているとは思いません。
個人的には、そういった院内で内勤をガンガンやるスタイルは良くないとは思いますが、こういった考え方はMRによりけりですね。
余談:次のアポイントに遅れそうになってヤバかった…
14:00頃にH先生との面会が終わったわけですが、面会前に80分も待つのは予想外だったので、次のアポイントに遅れそうになりました。
実は、次のアポイント先は約100km離れた病院だったのと、約束の時間が15:30だったことから、道中はかなりスピードを出して運転しました。
結果的には15:30のアポイントには間に合ったものの、結構肝を冷やすことになりました。
この辺りは広域担当MRあるあるの1つですね。
移動時間を踏まえて、
複数のアポイントをいかにして効率良くこなすか?
という工夫が必要です。
アポイントが時間通りに進まないとスケジュール調整が利かなくなってしまう。
でも、安全策でアポイントの数を減らすと売り上げが伸びていかない。
MRとしては悩ましいところです。
効率的なアポイントの訪問については、色々な営業本を読んで試行錯誤しています。
今までトライ&エラーを繰り返してきましたが、今回のように80分も待った後に約100kmも移動することについての対策は練っていませんでした。
まだまだ時間効率化の研究が必要そうです。
まとめ
アポイントに関わらず80分も待つことはレアケースです。
しかし、病院担当のMRなら多かれ少なかれ、誰もが経験する可能性があることです。
こういったイレギュラーに備えて、日頃から対策を練っておくのが大切だと実感した1日でした。
取りあえず、連休明けには病院が混雑することを見越して、今後もアポイント営業をしていこうと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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