製薬会社でMR(営業)として働いているヒサシと申します。
私は医薬品業界で長年働いているせいか、それなりに健康オタクな毎日を送っています。
そんな私が大嫌いなのが『煙草』です。
煙たいし、空気が淀むし、喫煙者は高確率で口臭がキツイし、あんな煙を吸い込むことの何が良いのか全く分かりません。
…というワケで、喫煙者とは相容れない人生を歩んでいる私ですが、先日、医薬品業界のオンライン記事にこんな見出しを発見しました。
日本禁煙学会 喫煙は新型コロナ感染症の悪化をもたらす危険因子 1万人のメタアナリシスから明らかに
リンクを開いてみたところ、中々衝撃的な事実が書いてあるではありませんか。
一言でまとめると、『喫煙は新型コロナの症状を悪化させる』ってことです。
電子タバコなどを含めて、喫煙は良くないということですね。
数年くらい前から2020年の東京オリンピックに向けて禁煙ムードが広がってきましたが、今回の新型コロナ関連のニュースが追い風となりそうな気がします。
喫煙は百害あって一利なし。
…というワケで、健康オタクかつ製薬会社の社員目線で煙草についての記事を書いてみました。
医薬品業界には喫煙者が多い?
私は現在、製薬会社のMR(営業)として働いています。
その前は医薬品卸のMS(営業)でした。
新卒で医薬品業界に飛び込んでから10年近くが経ちますが、その10年間で思うのは『医薬品業界には喫煙者が多い』ということです。
私が学生だった頃、医薬品業界はある意味『健康産業』であり、健康意識が高い人々が働いていると思っていました。
学生時代から煙草嫌いだった私は、なるべく煙草とは縁遠い環境で働きたいという気持ちがありました。
そのことが就活で医薬品業界にて色々な職業の選考を受けた理由の1つにもなっていたくらいです。
だからこそ、就職後に知った医薬品業界の喫煙率の高さにはビックリしました。
会社の先輩・上司・他部署の人、取引先の営業マン・薬剤師・事務員など、喫煙者ばかりで私はゲンナリしたものです。
特に、会社の先輩の中には『社内では煙草を吸いながらコミュニケーションするものだ』などという謎の理論を振りかざす人までしました。
当時新人で立場が弱かった私は、そんな先輩に喫煙所まで半強制的に連れ込まれたこともあります。(汗)
喫煙者はマジで頭がイカれてやがる!!
…などと、新人という立場など忘れて先輩に対して毒づいていました。
(※もちろん、心の中でですが。)
控えめに言っても、最悪でしたね。
そんな環境で働いてきたせいか、私は学生だった頃以上に煙草を嫌うようになりました。
仮にも健康残業に携わっているにも関わらず、自分の身体(特に肺)を害する喫煙行為について疑問にすら思っていない。
口、スーツ、営業車の中から煙たい臭いを漂わせ、非喫煙者からどんな目で見られているかを気にする様子もない。
仕事の鬱憤なのかストレスなのか知りませんが、『嫌なことがあったら取りあえず煙草を吸う』といった人も多くいました。
こんな人たちが医薬品を扱っているなんて信じられない!!
…と、不貞腐れていた時期すらありました。(汗)
まあ、こういった喫煙者が多い環境に遭遇し続けたのは偶然なのかも知れませんが、もし偶然だとしたら私は相当運が悪い人間だと思います。
何と言っても、歴代の上司は全員が喫煙者ですからね。
さて、そんな上司たちも医薬品業界で管理職をやっているような人間ですから、当然、今回の業界誌で報じられた喫煙と新型コロナとの関係についてのニュース記事には目を通しているはずです。
もしこういったニュース記事を読んでもなお、喫煙を辞められないようであれば、業界人としていよいよヤバい気がします。
何より、部下に対しての示しがつかない。
医薬品業界における全国各地の喫煙者(特に管理職)がどのような行動を取るのか、非喫煙者の私にとっては興味深いところですね。
友人と会うたびに喫煙のリスクについて熱弁!!
これまた妙な話ですが、私の友人には昔からの喫煙者が多かったんですよね。
このブログ内で何度か友人に関する記事を書いたことがありますが、彼らの殆どが喫煙者です。
とても気の良い奴らなのですが、この喫煙問題に関しては一度たりとも意見が合うことがなかったように思います。
同窓会的な集まりでは皆で喫煙するものですから、私は酔っ払った勢いで喫煙に伴うリスクについて熱弁することが多々ありました。
喫煙は肺癌になる可能性を高めるんだぞ!
脳梗塞や心筋梗塞になるリスクもあるんだぞ!
歯周病も悪化するんだぞ!
…といった具合に、医薬品業界では周知の事実をぶちまけることが何度もありました。
…が、彼らは全く聞く耳を持ってくれませんでした。
どうやら病気云々の理屈よりも、煙草を吸いたいという欲求の方が遥かに勝ってしまうようです。
ここまで来ると依存症だな。
…などと思ったりもしたものです。(汗)
まあ、喫煙の病気になるのはある意味自己責任ですから、本人が納得していれば良いのかも知れません。
…とは思いつつ、ここ最近は友人と会話したときに『喫煙はコロナに良くないんだぞ!』と伝えています。
まあ、高確率で『俺はコロナじゃないから大丈夫だ!』と返されますけど。(汗)
禁煙に成功した銀行員の友人A
煙草は嗜好品ですし、その人の好みまでを否定する気は全くありません。
しかし、現実問題として喫煙者の口や服は臭いのです。
煙草を吸わない人間からしたら一発で分かります。
今から数年前、銀行員の友人であるA君が禁煙したと豪語していた時期がありました。
(※Aは下の記事に登場している人物です。)
地元に帰省したときに友達(同級生)同士で生活レベルを比較してみた
新型コロナの影響で結婚式・披露宴を中止した友人について思うこと
どうやら付き合っている彼女から禁煙を要求されているらしく、A曰くその通りにしているとのこと。
しかし、彼の車に乗ったときに煙草の独特な臭いがしたので、私はAにこう尋ねました。
おまえ、本当は今でも煙草吸っているだろ?
Aはこう答えました。
え?何で分かったの!?
おいおい、おまえ禁煙したんじゃなかったんかい。
つーかさ、そりゃ分かるさ!
だって車内が煙草臭いんだもの!!
Aとしては煙草の臭いを完璧にケアしていたつもりだったようですが、非喫煙者の私からしたら一発で分かるレベルで臭かったです。
煙草を吸っている限り、喫煙者は鼻もイカれたままという良い例かも知れませんね。
この一件でAも反省したのか観念したのか、はたまた彼女との禁煙約束を守るためなのか分かりませんが、小手先の臭いケアに逃げるのではなく、本気で禁煙に取り組むことにしたようです。
後日、Aの家で宅飲みをした時には禁煙用のガムや飴が大量にありました。
確か、こんな感じのやつでした。
とにかく、煙草を吸いたくなったらガムやら飴やらを口に入れて耐えると言っていましたね。
私は使った経験がないので分かりませんが、禁煙用のガムや飴は相当効くみたいです。
こういった禁煙グッズが功を奏したのか、Aは煙草を辞めることに成功しました。
今では煙草嫌いの彼女と結婚し、幸せに暮らしています。
まとめ:煙草は百害あって一利なし!新型コロナを助長してはいけない!
新型コロナが蔓延しているこのご時世において、今でも煙草を吸っている人は十分に注意した方が良いです。
喫煙しているせいで軽症では済まなくなった…なんて展開になったら目も当てられません。
それに、コロナとは関係なく喫煙が色々な病気のリスクを高めるのは事実です。
まさに、百害あって一利なし。
喫煙者はさっさと禁煙するに限ります。
まあ、こんな記事を書いている本音は『自分が煙草と関わりたくないから』ですが。(汗)
でも、もしかしたらアナタの身近にもアンチ喫煙者がいて、アナタのことを文字通り『煙たがっている』かも知れませんよ?
すぐに禁煙するまではいかなくとも、コロナが落ち着くまで減煙するくらいの意識は持った方が良いと思います。
最後に、記事の中盤でも紹介した禁煙グッズのリンクを貼っておきます。
今回紹介した友人Aは『これが無ければ禁煙は不可能だった』と断言するレベルで愛用していました。
Amazonや楽天であれば安く買えるので、興味がある方は一度リンクを覗いてみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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