就活中に製薬会社のMR(営業職)を知ったきっかけは『女性MR研究会』でした!

就職活動(学生向け)

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

 

今までこのブログの中でMRに関する仕事や就活経験について何度も書いてきました。

 

しかし私が学生だった頃、MRという職業を初めて知ったときのことはブログ内で触れたことがありませんでした。

 

そこで、今日は私がMRを知ったきっかけについて記事にしてみました。

 

私とMRとの出会いは、私が大学3年の夏に参加した女性MR研究会という就活イベントでした。

 

5分くらいで読める記事なので、MR興味のある学生さんは是非ご一読ください。

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『女性MR研究会』とは何なのか?


すごく簡単に言うと、各製薬会社の現役MRさん達が学生相手にMRの仕事を紹介する…といった就活イベントでした。


『MRは”Medical Representative”の略称で…』

『つまり、MRとは製薬会社の営業職で…』

『MRは医者に対して自社医薬品を提案し…』

『MRは医療に対して貢献できる職業であり…』


…といった具合に、MRという職業について現役MRと学生がざっくばらんに意見交換するような感じです。

 

MRの会社説明会の簡略版みたいなイメージですね。

 

確か、リクナビやマイナビのような就活サイトを通して申し込んだ気がします。

 

一応、女子大生がメインターゲットのイベントだったようですが、普通に私(男)も参加可能でした。

 

実際のところ、会場にいた学生の男女比は半々くらいでした。

 

ちなみに、MR側の男女比については男性の方がやや多かったと思います。

 

対象は就活を本格的に迎える前の大学3年生のみでしたので、今思えばこのイベントの狙いはMRを採用することではなく、MRという職業を就活生にアピールすることが狙いだったのでは?…と思っています。

 

製薬会社でも女性MRを増やそうと試みていた時期ですし、そのため大学4年生ではなく3年生に対象を絞って良い学生(特に女子大生)を囲い込みしておきたいという狙いがあったのでしょう。

 

実際、大学3年生の夏休み(8月頃)の開催でしたので、私としても良い業界研究&職業研究になりました。

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なぜヒサシは『女性MR研究会』に参加したのか?


参加した動機は3つありました。

 

1つ目は、業界研究&職業研究のため。

2つ目は、少しでも就活を早く始めたい!という焦りから。

3つ目は、女性との出会いを求めていたから。

 

3つ目の動機はメチャクチャ不純ですね…。

 

でも10年前ほど前の出来事ですし、敢えて正直に全てをぶっちゃけようと思います。

参加理由①:業界研究&職業研究のため

このブログのプロフィールにある通り、私は理系大学の出身です。

 

…ということで、学生だった頃は漠然とですが『将来は大学で身に付けた知識を活かせる働き方をしたいなー。』と考えていました。

 

加えて、理系学生のくせに奇妙な話ですが、私は大学の研究室という環境にあまり馴染めませんでした。

 

『朝から晩まで研究(実験)ばかりじゃ、気が滅入る…。』

『社会人になったら適度に外出できる仕事がしたい…。』

 

こんな具合に、研究室での活動にちょっと嫌気が差している時期でもありました。

 

そこで就活サイトで『女性MR研究会』というイベントを知り、就活と気分転換を兼ねて繰り出したというワケです。

 

それ以外にも給料が良くて安定している会社に就職したい!という強烈な気持ちがありました。

 

このブログでも記事にした通り、私は王手企業への就職について並々ならぬ拘りがありました。

 

いわゆる『大手病』と呼ばれる状態だったのです。

 

就職活動で『王手病』に苦しんでいる学生に伝えたいこと

 

そんな王手病真っ最中の私でしたが、製薬会社に対しては漠然と良いイメージを持っていました。

 

製薬会社は安泰だ!

製薬会社の社員は高給取り雇用も安定している!

 

こんな意味不明な先入観があったのです。

 

とはいえ、私にとっては初めての就職活動です。

 

業界研究って何?

職業研究って何?

自己分析って何?

 

就活で製薬会社を受けると言っても、どんな職業の募集があるのか?

てゆーか、どんな人が製薬会社で働いているの?

 

こんな具合に右と左の区別も付かず、何をしたら良いのか分からない状態でした。

 

そこで、たまたま就活サイトで見つけた『女性MR研究会』というイベントを知り、興味本位で応募したワケです。

参加理由②:少しでも就活を早く始めたい!という焦りから

大学3年の夏、私は焦っていました。

 

それはなぜか?

 

就活で失敗したときのことを考えると、怖くて仕方がなかったからです。

 

では、ヒサシにとって就活で失敗すると何がヤバかったのか?

 

日本の会社は新卒一括採用をしている。

その波に乗れなければ、大手企業に就職する道は閉ざされてしまう。

そうなっては、奨学金を借りてまで大学に入った意味がない。

むしろ、奨学金を返すアテを失ってしまう。

 

こんな具合に、大学卒業後に生活についてプレッシャーがありました。

 

当時の私は典型的な苦学生であり、奨学金を借りながら無理をして大学に通っていたのです。

 

その反動もあって、高い給料安定した雇用に憧れていました。

 

加えて、私が就活していた当時はリーマンショックの影響で内定切りという酷い仕打ちが社会現象化していました。

 

私が大手病になったのは、この辺りの事情も関係していました。

 

じゃあ、就活で成功するにはどうすれば良いのか?

 

良い仕事に就く可能性を1%でもアップさせるにはどうすれば良いのか?

 

私が考え抜いて出した答えは、周りの学生よりも早く行動することでした。

 

つまり、なるべく早い時期に就活を始めるということですね。

 

先手必勝というヤツです。

 

そのため、大学3年の夏休みに入る頃には色々な就活準備を始めました。

 

リクルートスーツ・革靴・就活鞄などを買い、

写真屋で履歴書用の写真を撮り、

就活サイトに片っ端から登録し、

大学が開催している就活セミナーに参加しまくる。

 

…といった具合に、とにかく行動しまくりました。

 

『女性MR研究会』に参加する頃には、就活サイトのバナーを通じて職業適性を調べるキャンペーンに応募したりもしました。

 

ただ、そんな準備を行う過程においても、やはりプレッシャーを完全に拭い去ることはできませんでした。

 

もし就活で失敗したらヤバい。

俺の人生は間違いなくヤバい。

貧乏から抜け出せなくなってしまう。

 

そんな焦りが、私を就活へと駆り立てていたのです。

 

今思えば、就活のプレッシャーが私の原動力になっていたのは間違いありません。

 

ですが、やはり常日頃からプレッシャーに苦しむ日々は辛かったです。

参加理由③:女性との出会いを求めていたから

ここまで真面目な就活動機ばかり書いてきましたが、そうではない部分もあります。

 

大学3年の夏、私は女の子との出会いに飢えていました。

 

当時、彼女がいなかったということもありますが…

 

そもそも、理系の学部は女子大生が少ないのです。

 

つまり、男女の出会い自体が少ない。

 

加えて、研究室での缶詰め状態に疲れ、おまけに就活費用を稼ぐためにアルバイトも忙しい。

 

20歳そこそこの学生としては中々のストレスでした。

 

…で、同年代の女子大生が集まるイベントに足が向いたというワケです。

 

『女性MR研究会』というイベント名も製薬会社のお姉さんと知り合えるかも!?…という不純な動機を加速させました。

 

同級生(男)の中には就活は合コンだ!などと言っている人間までいたくらいです。

 

さすがに私は『就活』イコール『合コン』とまでは思いませんでしたが、下心はそれなりにありました。

 

まあ、実際にはお姉さんMRとアドレス交換する機会などありませんでしたが…。

個別対応してくれたアステラス製薬MR(男性)が格好良かった!


『女性MR研究会』の会場ではブースごとに区切られ、現役MRが学生に個別対応するコーナーがありました。

 

私が入ったブースで対応してくれたのはアステラス製薬の男性MRでした。

(※アステラス製薬は国内の大手製薬企業です。)

 

私が就活をしていた頃から、アステラス製薬は学生から人気のある企業の1つでした。

 

さて、私に1対1で対応してくれたその男性MRですが、見た目は40歳前後で、長身かつ高級そうなスーツを着こなす格好良いオジサンでした。

 

エリートビジネスマンいった風貌で、それまでの私の人生では関わったことのないタイプの人でした。

 

性格も紳士的な人で、私の拙い質問にも1つ1つ丁寧に答えてくれました。

 

MRとはどんな職業か?

製薬会社とはどんな企業なのか?

薬の勉強は大変なのか?

待遇はどうか?

 

それはもう、色々なことを尋ねました。

 

…で一通り質問が終わった後、その男性MRから、

『ヒサシ君はMRに向いていると思うよ。』

『希望する業界や職業が決まっていないなら、MRを目指してみては?』

と、言われました。

 

今思えば単なるリップサービスだったのでしょうが、世間知らずな学生だった私はその言葉を真に受けていました。

 

俺ってMRに向いてるのか?

MRになれば稼げるのか?

じゃあ、俺はMRを目指そう!

 

自宅への帰り道で、こんな具合に浮かれていたのを覚えています。

 

とはいえ、その後はこのブログ内で何度も書いた通り、医薬品系の業界に絞って就活したものの全く上手くいきませんでしたが…。

 

学生時代のMR就職活動 体験記①【MR全滅編】

就職活動(MR志望)のグループディスカッションで落ちまくった話

 

そんな私ですが、今ではMRとして経済的にも時間的にもそれなりに満足できる生活ができています。

 

それ以外にもMRとして得た知見は沢山あります。

 

医薬品とはどんな物質なのか?

それを扱う医者はどんな人種なのか?

日本の医療制度どんなものなのか?

 

…といった物事について知ることが出来たのもMRという職業のおかげです。

まとめ:就活イベントには積極的に参加してみよう!


私はMRという職業を気に入っています。

 

ですが、その職業を知った最初のきっかけは本当に些細なことです。

 

今思えば『MR』という道に踏み出した全ての発端はこの記事で書いた『女性MR研究会』でした。

 

興味本位で参加した就活イベントのおかげで、私はMRとして働いているのです。

 

学生さんの中には就活という行為自体が億劫な人もいるでしょう。

 

就活なんて面倒くさい!

就活しないで遊んでいたい!

 

その気持ちも分かるのですが、個人的には『ちょっと勿体ないなぁ。』という気がします。

 

軽いノリで気軽に就活イベントに参加してみるのも悪くないですよ!

 

むしろ、興味本位で行動したときの方が意外と新しい発見があるものです。

 

もし夏休みや冬休みでまとまった時間があるなら、何かの就活イベントへの参加を考えてみてください。

 

プラスになることはあっても、絶対にマイナスにはなりません!

 

皆さんの就活の成功を祈っています!


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