まさに謙虚さの塊!?MR主催の説明会に出席する研修医の先生方について語りたい!

MRと説明会

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

大きな病院で説明会を行うと、研修医の先生方が参加してくることがありますよね。

場合によっては、ベテランの先生方が研修医に対して、その場で指導的なことをするような場面もチラホラ。

MRからの説明を踏まえて『これはこういう事なんだよ』みたいな補足や解説をしてあげたりとか。

その流れで、研修医からMRへの追加質問が出てきたりとか。

それ自体は特に珍しいことではないのですが、私なんかはそんな光景を見て『研修医の先生方は謙虚だなぁ…』なんて思ったりすることも多いです。

説明会中の態度だけではなく、MRが用意した弁当への反応も含めて、とにかく謙虚。

ベテラン医師の手前だからという理由もあるのでしょうけど、控えめな態度。

なおかつ初々しい。

これはひとえに、若さゆえの特徴だとも思うんですよね。

浪人・留年なしで医学部をストレートに卒業している殆どの場合、研修医の先生方は20代の中盤くらいの時期です。

ヒサシ
ヒサシ

“若い”って素晴らしいなぁ…

…などと30代の私なんかは思ったりしています。

そんな研修医の先生方について、説明会という場面を通じて感じていることを記事としてまとめました。

現役MR目線での小話こばなしとしてお読みください!

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研修医の先生から“片付け”の申し出がある度に感動する!!

今までMRとして働いてきた中で、研修医の先生方ってメチャクチャ良い人が多い気がするんですよね。

説明会が終わった後、弁当の空箱を片付けていたら手伝ってくれることも結構ありますし。

あるいは、MRに気を遣って『この空箱は僕たちが持って帰ります』なんて申し出てくれたりとか。

勿論、MRとしては研修医とはいえ医師の先生方に空箱を持ち帰らせるワケにはいきません。

よって、私なんかは『お気持ちだけ頂戴します』とだけ言って弁当の空箱を持ち帰るのですが…

もうね、こういった言葉にはMRとして感謝感涙なんですよね。

20代中盤という若さゆえなのかもですが、とにかく謙虚。

それでいて礼儀正しい。

MRとして、あまりこういったことを言ってはダメなのですが、横柄なベテラン医師とはえらい違いです。(汗)

その上、説明会の内容について熱心に質問してくれたりとか。

ヒサシ
ヒサシ

いやはや、素晴らしいもんです!!

少なくとも、説明会を行ったMRとしては嬉しい限りです。

こういった研修医の先生方が、最終的にどんな診療科に進むのかは分かりません。

ですが、どうかその心持ちだけは失わないでほしいと願うばかりです。

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弁当提供に対するお礼を述べる研修医の先生もいる!

MRによる説明会に参加したことが少ない先生なんかは、弁当が用意されていること自体に戸惑ったりするんですよね。

すぐ近くでベテラン医師が弁当を食べ始めても、研修医の先生は弁当に手を付けなかったりしますし。

(※これに関しては指導医の先生から『お前たちはMRの目の前で弁当を食べるな』と言われているのかもしれませんが。)

まあ、そのことを差し引いても、MRによって用視された弁当について感激されることも多いです。

このお弁当、本当にもらって良いんですか!?

…みたいな感じでね。

MRが用意する弁当って、結構いい値段がするじゃないですか。

製薬会社によって異なるかもですが、単価は2,000円~3,000円くらいであることが多いでしょうか。

それこそ、普通に生活していたら、まず食べないような金額レベルの弁当です。

まだ研修医という立場であり、なおかつまだ20代中盤くらいの人たちにとっては、中々手を出せないような代物のはず。

そんな弁当をタダで食べれることに対して、お礼を述べる研修医の先生方。

やっぱり感謝の言葉をもらうと、MRとしては弁当を準備して良かった(=説明会を開催して良かった)と素直に思えるワケです。

研修医の先生方も20年後~30年後には…

初々しく、それでいて謙虚さも併せ持つ研修医の先生方。

こんなに良い人たちも、20年~30年くらい経てばMRを軽んじるような医師になってしまうんですかね?

それこそ、横柄なベテラン医師と同じような感じで。

ベテラン医師』=『横柄』とは限りませんが、年齢を重ねた医師ほど、こういった傾向があるのは間違いないと思っています。

MRにとって、医師とは最重要顧客です。

何だかんだ言って、MRは医師を持ち上げ、場合によっては過剰なまでにチヤホヤするもの。

その過程で、医師の中ではMRに対する認識が変わっていくと思うんですよね。

ヒサシ
ヒサシ

良い意味でも、悪い意味でもな!

40代~50代であっても、MRに対して丁寧に接してくれる医師は確かにいます。

しかしながら、どちらかと言えばそうではないタイプの医師の方が多いような気がしてなりません。

具体的には、MRを軽んじるタイプの医師…とでも言えば良いでしょうか。

(※医師がMRを軽んじる際、MRの側に何らかの問題がある場合もあるけど。)

MRに対して常に威圧的で、強い口調で何かを言えば何でもまかり通ると思っているタイプ。

MRからしたら手強いタイプと言うか、お近づきになりたくないタイプと言うか。

そんな医師たちの人格形成には、やはりMRからの“ヨイショ”が少なからず関与していると思うのです。

…という観点から考えてみると、今は謙虚で素直な研修医の先生方も、いつかそんな風になってしまう可能性があるということです。

個人的には、それはそれで悲しいなぁと思ったりしています。

最後に:研修医の先生方にはいつまでもMRに親切な医師でいてほしい!

説明会での立ち振る舞いひとつ取っても、人間性というヤツは如実に表れるものです。

そういった意味では、私の今までの経験上、説明会に出席してきた研修医の先生方は謙虚なタイプの人が圧倒的に多かったように思えます。

これはなぜか?

…ということを考えたときに、やはり若さゆえの傾向である可能性が大なのではないでしょうか。

誰しも若い頃って素直だし、真っ直ぐだし、純粋な部分が大きいですよね。

ですが、そういった人間性は加齢とともにすり減っていくものです。

現実を知り、世の中を知り、立場の違いを知り、無意識のうちに性格が変化していく。

ふと気付いたときには、以前の自分とは全く異なる価値観が身に付いていたりする。

そして、それは人間として自然なことなのだと思います。

このような記事を書いている私自身も、20代の頃よりも30代の現在の方がひねくれているという実感がありますし。(汗)

ただの一般ピーポーな私ですらそうなのだから、社会的地位が高いとされる医師はさらに変化の振れ幅が大きそうです。

…とは思いつつも、研修医の先生方にはいつまでもMRに対して“親切であってほしい”と思っている自分がいます。

現役MRとして、そんな考え方はただのエゴだという自覚はあります。

しかし、ただのエゴだからこそ、心の底から湧いてきた本音だとも思えるのです。

私個人としては、謙虚な先生方と接していると心が休まるというか、むしろ癒されることが多いので。

ヒサシ
ヒサシ

普段、アクが強い先生方と接している反動でそう思うのかも…(汗)

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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