こんにちは、アラサーMRのヒサシです。
猛暑の中で外勤していると、すぐに汗をかいてしまいますよね。
ジャケットを着たり、ネクタイを締めている場合は尚更です。
そんな汗だくの状態を回避するべく、クールビズを実践している男性MRも多いかと思います。
しかしながら、このクールビズと呼ばれる概念。
MRのみならず、様々な社会人たちの間で解釈が異なるように思えてなりません。
ジャケットの下には、半袖シャツを着ていても良いのか?
半袖シャツを着る場合、ネクタイは締めた方が良いのか?
一体、何が正解なんだ?
どんな服装が最も無難なんだ?
…といった具合に、クールビズの在り方を巡って、各方面で様々な議論が交わされている印象があります。
さてさて、私はと言うと、暑い日は『半袖シャツ&ノーネクタイ』という服装で過ごしています。
まさに、クールビズの基本とされているスタイルです。
この『半袖シャツ&ノーネクタイ』という組み合わせですが、率直に言うとメチャクチャ快適です!
汗を一切かかないワケではないですが、特に首元の涼しさが素晴らしい。
もう、その一言に尽きるって感じです。
しかしながら…
こんな記事を書いている私自身は、2020年の夏まで『半袖シャツ&ネクタイあり』という格好で過ごしていました。
では、なぜ筆者の服装は『半袖シャツ&ノーネクタイ』へと変わったのか?
実はですね、2021年頃に有名なMRブロガーであるだいさくさんの記事を読んで『半袖シャツ&ネクタイありという服装はおかしい』という事実を知ったからなんです。
(※だいさくさんの記事⇒半袖シャツにネクタイは非常識!?)
その後、試しに半袖シャツ&ノーネクタイを実践してみたところ…
基幹病院の診療部長から、大学病院の教授まで、半袖シャツ&ノーネクタイで面会しても全く問題ない事が判明しました!
それと同時に、医師を含む医療従事者たちは、MRの服装について特に気にしていないことも改めて実感しました。
早い話、MRのジャケット&ネクタイの有無について、医療従事者にとっては“些細なこと”なんですよね。

MRの服装に関して医療従事者が重視しているのは、あくまで“清潔感”なのです!
何れにせよ、暑い日にネクタイを締めることなく外勤できるのは素晴らしいことです。
そんな半袖シャツ&ノーネクタイという男性MRの格好について、私自身の実体験を交えながら語っていこうと思います。
半袖シャツ&ノーネクタイに興味がある人は、是非ともご一読ください!
MRが『半袖シャツ&ノーネクタイ』だと失礼なのか?
医療従事者(特に医師)と会うなら、ネクタイを締めておかないと失礼な人間だと思われる!
…と思っているMRさんも多いかもしれませんね。
ですが、果たして本当にそうでしょうか?
かくいう私自身、かつては『半袖シャツはともかく、ノーネクタイは絶対に失礼だろ!』などと本気で思っていました。
このブログに関して言うと、2020年の夏に『自分は半袖シャツ+ネクタイで外勤しています!』という趣旨の記事を書いたこともありましたので。
MRは真夏日でも背広を着るべきか?背広に関するエビデンスレベルを考えてみた!
なぜかと言うと、それがMRとして(…と言うか世間一般の営業職として)フツーのことだと思っていたからです。
特に、私はネクタイに関して謎の価値観を持っていました。
こんな感じで、ノーネクタイに関して漠然とした不安があったワケです。
でも、今にして思えば、コレって“根拠のない思い込み”だったんですよね。(汗)
ちょっとした強迫観念とでも言うか。
ある意味では、自意識過剰とでも言うか。
ハッキリ言って、こういった考え方は自分自身が勝手に生み出してしまったモノなのかと。
その証拠に、私は『半袖シャツ&ノーネクタイ』という服装で外勤してみたところ、何の問題も起きていません。
2021年~2023年にかけて、服装について注意を受けたことは今のところゼロです。
基幹病院の診療部長。
大学病院の教授。
こういった役職のある偉い医師たちと半袖シャツ&ノーネクタイという格好で面会しても、一切お咎めなし。
医師以外の医療従事者(薬剤師や看護師)と面会したときも同様であり、服装について注意や苦言を頂戴したことは全くありません。
直接訪問だろうが、オンラインでのリモート面談だろうが、完全なるノークレームです。

これには私自身も驚きました!!
まあ、初対面の先生に半袖シャツ&ノーネクタイという姿で面会するのは、今でも少しだけドキドキしますが…
そんな時は、挨拶がてら『本日は暑いので、このような格好(半袖シャツ&ノーネクタイ)で失礼いたします』とでも言っておけば大丈夫です。
むしろ医師側から『暑苦しくなくて良いね!』などと言われて、初対面にも関わらず雑談が盛り上がることすらあります。
要するに、医師を含む医療従事者たちは、MRの服装について気にしていないという事です。
少なくとも、半袖シャツやノーネクタイ程度であれば、彼らにとっては許容範囲内なのでしょう。
だからこそ、ジャケットの有無や、ネクタイの有無ごときで、いちいち目くじらを立てたりはしないと。
実際に半袖シャツ&ノーネクタイという格好で外勤してみて、私はそのような手応えを感じています。
『クールビズ』の定義
夏場における半袖シャツ&ノーネクタイに代表される服装は、世間では『クールビズ』と呼ばれています。
…ということ自体は、私も以前から知っていました。
しかし、実はこれまでクールビズそのものに関して、深く考えたことは無かったんですよね。(汗)
そこで、これも良い機会だと思いまして、クールビズという5文字について勉強してみました。

正直に言うと“知っているようで、実は詳しく知らない言葉”だったもので…(汗)
クールビズとは、2005年に環境省が提唱した概念です。
環境省のホームページによると、過度な冷房に頼ることなく、様々な工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイルと定義されています。
ちなみに、クールビズを英語で表すと『COOL BIZ』です。
これは『cool+biz(businessの略)』から成る造語であり、2005年の流行語大賞にも選出されています。
(※参考:Wikipedia/クールビズとは?)
過度な冷房に頼ることなく、様々な工夫をして夏を快適に過ごす。
その一環として、半袖シャツ&ノーネクタイのような涼しい服装が推奨されているというワケですね。
付け加えると、クールビズにおいてはノージャケット&ノーネクタイが基本とされています。
従いまして、私が実践している半袖シャツ&ノーネクタイという組み合わせは、国が推奨している服装だとも言えます。
ただし、ここで取り違えてはいけないのは、クールビズとは『ビジネスマンが暑そうだから涼しくしてあげよう』という意見によって生まれた概念ではないという点です。
先ほどクールビズを提唱したのは環境省だとお伝えしましたが、その発端は『夏場の軽装によって冷房を節約する=地球環境に配慮する』という考え方なんですよね。
極端なことを言えば、ジャケット&ネクタイありの服装でもあっても、冷房さえ節約できていれば、クールビズという取り組みに成功しているとも言えます。

ただし生身の人間であれば、そんな事はメチャクチャ困難でしょうけど…
さらに注意が必要なのは、クールビズへの認識が業種・職種・個人によってかなり異なるという点です。
現在の私は『半袖シャツ&ノーネクタイ』がクールビズの基本スタイルと考え、そのような服装で仕事をしています。
しかしながら、過去の私のように『半袖シャツ&ネクタイあり』がクールビズの一般的服装と捉えている人もいることでしょう。
あるいは、会社によっては『クールビズとは○○のような服装でなければダメだ!』みたいな感じで、半ば強制するような形で社員教育している場合もあるかもしれません。
何れにせよ、クールビズで論争が起こりやすいのは『①ジャケットの有無』『②ネクタイの有無』の2点であることは間違いなさそうです。
クールビズに関して煩いのは“顧客”ではなく“身内”である!
ここまでお伝えしてきた通り、私自身はクールビズ(半袖シャツ&ノーネクタイ)で何ら不自由することなく仕事を回せています。
医師を筆頭とした顧客たちから怒られることはない。
社内の上司・同僚から責められることもない。
控えめに言っても、身体的にはとても快適に過ごせています。

特に“首元”がメチャクチャ快適です!
しかしながら、他社のMRに話を聞いてみると、クールビズに関して頭を悩ませている人も割といるような気がします。
半袖シャツはともかく、ノーネクタイだと社内的に批判されがちな雰囲気が漂っていることも少なくないようですし。
その場合、特に厄介なのが上司(所長や支店長など)の存在なのだとか。
これは“サラリーマンあるある”な話かもしれませんが…
もし上司がジャケット&ネクタイをビシッと着こなしていたら、部下(MR)としては半袖シャツ&ノーネクタイという服装だと、ぶっちゃけ仕事がやり辛いですよね。
ましてや、上司と一緒に顧客訪問する場合なんかは尚更です。
顧客と面会するとき、上司(役職ある人間)が凄くフォーマルな服装をしている。
その反面、部下であるMRが軽装気味である。
それだと、部下(MR)としての立場上、何だかばつが悪いじゃないですか。

決して悪いことをしているワケじゃないのに、謎の罪悪感が湧いてきそうな状況だな…(汗)
…と言うか、上司がそういったタイプの人間である時点で、部下に対しても服装関係について色々と押し付けがましい側面がありそうです。
社内ではともかく、社外の人間と会うときは必ずジャケットを着ろとか。
顧客に会うときは、最低でもネクタイは締めろとか。
良く言えば『伝統や礼節を重んじるタイプ』なのでしょうが、悪く言うなら『独善的かつ前時代的な価値観に囚われているタイプ』ですね。
こんな具合に、服装に関して頑固な上司の下で働くのは、MRとして骨が折れそうです。
もし部下の立場からクールビズの定義を説いたとしても、上司がそれを受け入れてくれるかどうかは怪しいですし。

下手をしたら、それだけでMRとしての査定に響く気がする…(汗)
要するに、クールビズの服装について煩い上司は、どこの製薬会社にも少なからず存在しているという事です。
総じて、クールビズについて強硬論を唱える人間とは、顧客(社外)ではなく身内(社内)に多いと言えそうです。
クールビズ(半袖シャツ&ノーネクタイ)を含む夏場の服装について、拘りは個人の自由です。
ですが、その拘りを他人にまで強制するのは考えものですね。
最後に:特に拘りが無いなら『半袖シャツ&ノーネクタイ』を試してみては?
どちらかと言うと、私は汗かきなタイプです。
それを言い訳にするワケではないですが、今まで汗が引かないまま医師や薬剤師との面会に臨んだことも多数あります。
汗が引かないままの状態。
つまり、お世辞にも清潔とは言えない状態で…です。
そんなヒサシ(MR)の姿を見て、顧客である医療従事者たちはどう思ったのでしょうか。
どう考えても、好印象ではなかったはずです。
医療従事者とは、ただでさえ衛生面に気を遣っている人たちですからね。
そんな人たちを相手に、夏であろうと清潔感のある姿で接するには、一体どうすれば良いのか?
…ということを考え続けた結果、私は『半袖シャツ&ノーネクタイ』という服装に辿り着きました。
幸いなことに、顧客・上司からの反応も良好ですので、今後もこのスタイルで仕事をしていこうと思っています。

MRの間でも賛否両論な服装かもですが、私自身はとても気に入っています!
夏場における、ジャケット有無。
炎天下における、ネクタイの有無。
こういった要素について、MRのビジネスマナーという観点から議論するのは大切なことです。
でも、MRとして大切なことって、もっと他にあるじゃないですか。
製品知識の豊富さだとか。
言葉遣いの丁寧さだとか。
人間としての誠実さだとか。
こういった部分さえ疎かにしなければ、ジャケットやネクタイの有無なんて、ハッキリ言って大した問題ではありません。
少なくとも、私自身はそのように感じています。

要するに、MRの服装には“清潔感”さえあれば良いのです!
真夏日でもジャケットを着る。
猛暑日でもネクタイを締める。
こういったスタイルのMRを否定する気は毛頭ありません。
どんなに暑くてもジャケットやネクタイの着用に拘るのなら、それもアリだと思います。
ですが、“何となくの習慣”で半袖シャツ&ノーネクタイを避けている…というMRさんも多いのではないでしょうか?
よく分らないけど、何となくMR(営業)は夏でもジャケット着た方が良いような気がする。
ノーネクタイについて誰かに文句を言われるのがイヤだから、取りあえず惰性でネクタイを締めている。
そんな人には、是非とも『半袖シャツ&ノーネクタイ』という服装を体験してもらいたいです。
もし上司・同僚の目が気になるなら、彼らと100%顔を合わせないであろう外勤日にでも試してみて下さい。
MRが思っているほど、顧客である医療従事者はMRの服装について気にしていませんので!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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